看護学部看護学科の「老年看護学概論」は、1年次の秋学期に開講されます。
2022年度(秋学期)の講義では、老いによる心身の変化や高齢者を取り巻く社会の状況から、高齢期を生きる人々の特徴についてライフスパンの視点に立って多角的に理解し、高齢期のQuality of life(QOL)の維持・向上を目指した老年看護学の基本について、以下の3つに沿って学習しました。
- 老年看護では高齢者とその家族を対象とする。
- 日本の保健医療福祉の動向と高齢者施策および高齢者サポートシステムについて、地域包括ケアの視点から理解する。
- 高齢者のQOLや倫理的課題について概観し、老年看護のあり方について考察する。
学生にとっては未知なる発達段階の学習となりますが、3年生の領域実習に向けて、しっかり基礎固めをしていきます。