老年・在宅看護学実習Ⅰ 1週目開始
この実習は医療施設にて2週間行われますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、1週目は遠隔(オンライン)での学内実習となりました。
初めて遠隔で行う学内実習では、紙上事例として学生たちはそれぞれ違う疾患の患者さんを受け持ちました。
患者さんと会話をすること、患者さんの体温や脈拍を直接測定することはできませんが「桐野さん」「如月さん」などのお名前がある「受け持ちの患者さん」として、病態だけでなく人生歴を考えながらその人らしい暮らしができるような老年看護の考え方を深めました。
病院での実習と同じような臨場感で、実習目標の発表、受け持ち患者さんの報告や看護過程のカンファレンス、多職種カンファレンスなどの実践課程を学内実習に取り入れました。
教員は白衣でリモートカンファレンスに参加しています。
「実際に患者さんを受け持っている感じがしました」「事例が一人一人違うと責任感も出るし、受け持っている感覚がありました」と病院実習の感覚を感じてもらえたようです