秋学期より、看護学部看護学科2年生の「老年看護方法演習」がスタートしました。
この授業では、既習した看護過程の理論に加え、高齢者理解の視点について学習します。たとえば、老年期における加齢変化を理解し、その発達過程ならではの強みを生かすことや、豊かな人生につながる価値・信念を重視しながら分析を行います。
授業の概要として、パーキンソン病の事例を用いた看護過程展開を行っています。学生間でのディスカッションを含む「演習」が密にならないように2教室を遠隔でつなぐことで感染予防対策を徹底し、老年看護の視点を重視した看護過程の展開に取り組んでいます。
学生個々の思考を基盤に、グループ学習でその思考を深めていく授業体制は、アクティブラーニングの機会となっています。
1月には、高齢者の「うごく」「たべる」「アクティビティ」を支える看護を学んでいきます。
高齢者の疑似体験をし、高齢者が過ごしている世界を感じながら、高齢者に寄り添って実践演習を行っていく予定です。