看護学部看護学科4年次の通年必修科目である「統合技術演習」では、看護学カリキュラム各分野で学んだ4年間の知識・技術・態度を統合して、1事例を全人的にアセスメントし、対象への援助内容・方法をグループで検討しています。
春学期は、事例(対象)の把握から問題・強みの状況の明確化、看護の必要性などについて、グループで検討した過程の中間発表会を行いました。
秋学期は、対象に行う看護援助の実際の検討を行い、4年間の集大成として、十分な健康管理と感染対策のもと、対面で成果発表会を行いました。
それぞれのグループメンバーは、発表会に向け、シナリオを作成し、対象の個別性に応じた援助をロールプレイにより展開するためのシナリオを作成し練習を重ね、当日は、ディスカッションの積み重ねの成果を発揮することができました。また、見学しているグループによる積極的な意見交換も印象的でした。
残り少ない学生生活が実りのあるものとなるよう、そして、2月の国家試験に向け、全員が学習の成果を発揮できるよう心より願っています。
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本番前の打ち合せ:集中しています -
ディスカッションの様子 -
活発な意見交換がありました