4月24日(水)、看護学部看護学科の専門教育科目「基礎看護学方法論Ⅰ(アセスメント技術)」で、バイタルサイン(体温、脈拍、呼吸数、血圧等)測定の演習を行いました。
「基礎看護学方法論Ⅰ」は、「解剖学」や「生理学」などの人間の身体に関する知識を活用して、対象者の身体状態を観察し判断・評価する「アセスメント」という看護技術を習得する授業です。
4月に入学した1年生にとって、この日は初めての演習でした。
入学早々に購入した自分の聴診器や血圧計を使い、グループに分かれて教員の指導を受けながら、実際に血圧測定を行いました。
演習では3グループ(約12名)の学生に対して1名の教員が指導にあたり、わからないことをその場で質問し、解決しながら実施していきました。
学生たちは「正しく測るためには正しい手順で行う必要があることが分かった」「家族や友だちに協力してもらって、たくさん練習しようと思う」などと演習を振り返っていました。
いつも何気なく受けている血圧測定にも、しっかりとした看護の知識や技術が伴っていることを実感している様子でした。
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まずは教室での講義を受け、前提となる知識を理解した上で、脈拍測定などの演習を行いました -
演習室に移動して、血圧測定を実践します