心理学部

心理カウンセリング学科

Department of Psychological Counseling 新宿キャンパス

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心理カウンセリング学科 大嶋ゼミ生が、大東コーポレートサービス株式会社のSDGs推進社内プロジェクトに参加しています

心理学部心理カウンセリング学科 大嶋ゼミナール4年生、佐藤天佑、武田淳之介、舞原拓弥、谷島茉衣、芳野遥彦の5名は、2020年度より、大東建託株式会社の特例子会社である大東コーポレートサービス株式会社のSDGs社内推進プロジェクトにメンバーとして参加しています。

大東コーポレートサービス株式会社は、障がい者雇用を目的に2005年5月に大東建託株式会社の「特例子会社」として設立され、障がいのある人もない人も、⼀緒になって働くことの楽しさ、喜びを共有できる職場づくりを行っています(公式ホームページより)。2020年度にはSDGs推進社内プロジェクトチームを発足させ、17の目標のうち「10. 人や国の不平等をなくそう」をベースにしつつ、四つのプロジェクトチームごとの目標を定めてSDGs推進活動を行っています。
心理学を企業の問題解決に生かすことを目指し産学連携プロジェクトを行う大嶋ゼミの5名のメンバーは、このうち「人材育成プロジェクト」「広報活動プロジェクト」に参加しています。

人材育成プロジェクト:
成長と共に喜びを実感できる会社へ

人材育成プロジェクトでは、障がいの有無にかかわらず社員に求めるスキルやキャリアパスを明確にすることを目的に、社員の職能要件(職務に必要な能力の内容やレベルをまとめたもの)の再定義、および、職能要件を満たす教育制度の整備に向けた取り組みを行っています。舞原拓弥、谷島茉衣、芳野遥彦の3名がこの取り組みに参加しました。
2020年度は主に、現状の課題の洗い出しと、人事制度の改革に向けた行動計画の作成を行いました。活動の中で得た最も大きな学びは、「協働するためには、相手の立場や求めていることを理解しなければならない」という点です。心理学の知識を企業の中で生かしたいとの思いで活動を開始しましたが、その思いだけでは企業の課題解決や目標の達成にはつながらないことを痛感しました。企業制度や課題点について学び、相手の立場に立つことを意識して会議やプレゼンテーションに望むよう意識したことで、議論に参加できるよう成長することができました。2021年度は昨年度の計画をもとに実際に制度を変更し、新しいキャリア評価表の作成を行う予定です。

広報活動プロジェクト:
社内外に積極的な広報活動を行い、企業価値向上を目指す

広報活動プロジェクトでは、障がい者雇用の促進、社会貢献活動を目的として、積極的な会社のPR活動を行っています。2020度は主に、SNS(Facebook)を活用した広報活動を行い、社内の障がい者雇用に関連する取り組みを社内外に向けて発信しました。佐藤天佑、武田淳之介の2名がこの取り組みに参加しました。

大東コーポレートサービス株式会社 公式Facebook

活動を通じて、複数の視点から物事を見ることの大切さを体感することができました。また、多角的にものごとを見つめ直すことで、問題点や課題を発見し、クリアしていくプロセスを構築する流れを学ぶことができました。たとえば、活動の中で、SNSへの投稿は多いことから投稿する記事も工夫をしないと埋もれてしまうという課題が浮かび上がりました。多くの方がどのようなものに目を留めるのか考えた結果、流行を取り入れることで解決に導くことができました。昨年度の活動をふまえ、2021年度はさらに活動を拡大する予定です。

なお今後の各プロジェクトの活動報告は、プラットホーム「Pando」で発信していく予定です。


10 人や国の不平等をなくそう 4 質の高い教育をみんなに 8 働きがいも経済成長も 17 パートナーシップで目標を達成しよう SDGs

「目白大学・目白大学短期大学部×SDGs」サイト