心理カウンセリング学科の学生を中心に、オレンジリボン運動を実施しました。
オレンジリボン運動とは、児童虐待防止啓発運動のことです。「広げよう、児童虐待防止の輪―目白初から目白発―」というスローガンのもと、心理カウンセリング学科の学生に参加を募り、より多くの人に児童虐待防止の関心と理解を深めてもらうことを目的に活動してきました。
まずは、10月23日(土)・24日(日)にオンラインで開催された桐和祭(新宿キャンパス学園祭)において、宇野耕司ゼミに所属する学生たちが「オレンジリボン運動とはなにか」「乳幼児揺さぶられ症候群とは」「今後のオレンジャーの活動」「紙芝居」という内容でVTRを作成し、出展しました。その結果、桐和祭グランプリで3位という賞をいただくことができました。
つぎに、11月の児童虐待防止推進月間に合わせて児童虐待の防止を呼びかけるため、ツイッターによる啓発活動を行いました。その準備のため、8月には児童虐待に関する学習、9月からはツイート文の作成に取り組んできました。この活動には1年生も参加し、児童虐待について多くを学ぶことができました。
参加学生のレポート
Aさん
はじめに、メンバーを代表して、コロナ禍で桐和祭の開催が難しい中、オンラインで開催してくださりありがとうございます。この場を借りてお礼を申し上げます。
今回の桐和祭は4年生の私にとって最後のものでした。宇野ゼミでは例年、オレンジャーという団体名で桐和祭に出展していました。しかし、昨年は新型コロナウイルスの影響で惜しくも中止になりました。今年度も中止かなと考えていたところ、開催の知らせを受けうれしく思いました。初めてのオンライン開催ということもあり、出展内容など悩む部分が多くありました。しかし、プロジェクトリーダーの主導でよいものが完成しました。そして、数ある出展団体の中で、桐和祭グランプリ3位をいただきました。最後の桐和祭で賞をいただけたことがとてもうれしかったです。改めて、桐和祭実行委員の皆さま、そして出展作品 を試聴してくださった皆さま、ありがとうございます。
Bさん
私は初めて桐和祭に参加できたことをうれしく思います。オンライン開催の準備では、手探りで進める中、不安を感じることもありましたが、4年生の先輩方や先生、3年生の仲間からの協力があって、無事に活動を終えることができました。また、ゼミ生が自分の役割に一生懸命に取り組むことができたおかげで、桐和祭グランプリ3位という素晴らしい賞をいただけたのではないかと思います。ゼミ生や先生と協力して受賞できたのでとてもうれしく思っています。
来年も今年度のように充実した活動につながるように、今後もさまざまな啓発活動を行っていきたいと思います。
Cさん
新型コロナウイルスの影響がある中でどういったことができるかを考え、それを実行に移せたことは大きな一歩だと思います。今回は動画作成ということで、スライドに解説を入れたりする作業を行う機会となりました。これは、現在のコロナ禍の状況でなければ経験できなかったことでした。また、過去に先輩方が作成した紙芝居をオンラインで読み、録画することにも挑戦し、他のゼミ生と協力して取り組む機会となりました。今後のオレンジリボン運動のやり方にも幅が生まれたと思います。
Dさん
今回の桐和祭は、初のオンライン開催ということもあり、出展内容、作成含めどのように配信されるのかわからず不安がありましたが、オンラインで紙芝居の収録をするなど今まで経験してこなかったことを経験することができました。また、ゼミの活動を通して初めて桐和祭に参加することができたことをとてもうれしく思います。そして、多くの方にご視聴していただき、好評をいただけたことを大変うれしく思います。桐和祭をきっかけにオレンジリボン運動の取り組みに関心を持っていただけたら幸いです。
Eさん
4年の私は、先輩方の桐和祭でのオレンジリボン運動をみて、その活動に魅力を感じていました。オンライン開催ということで、何もかもが初めて尽くしの中、出展し、光栄なことに桐和祭グランプリで第3位をいただけました。これは、メンバー一人ひとりが真剣に考え、一生懸命に取り組んでくれたからです。また、これまで活動してきた先輩方が私たちにさまざまな活動の実績を残してくれたおかげでもあります。出展作品を視聴した方がオレンジリボン運動に興味を持ち、児童虐待防止について考えるきっかけとなれば幸いです。
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