目白大学は2020年度から本格的に遠隔授業を取り入れています。
現在は、大学のDX化(IT技術による大学教育の向上)を図るため、大人数授業など一部の授業で遠隔授業を実施しています。また、新型コロナウィルスの感染が拡大している時期に特例的に遠隔授業を実施する場合もあります。
遠隔授業は教員や学生の顔が見えにくいといった課題もありますが、その一方で、学生一人ひとりに対して丁寧に質問に答えることができたり、課題にコメントを付けすぐに返却できたりするなどの良さもあります。ここでは、遠隔授業ならではの良さを生かした本学の授業例を紹介します。

遠隔授業の紹介

遠隔授業の種類

  • 講義録型

    講義録型

    講義資料・課題提示による授業です。
    学生は、PCやタブレット、スマホを利用して配信された講義録(通常授業と同等の内容を含む文書やスライド等)を読み、毎週の課題に取り組みます。学修支援システム(Google Classroomや本学独自のツールであるWebCom等)を使用し、資料の配信、課題の提出と返却、教員と学生とのやりとりなどを行います。このタイプの授業では、講義録を読み込むことで必要な知識を獲得し、課題に取り組むことで理解を深め問題解決能力等を養成することをねらいとしています。

  • オンデマンド型

    オンデマンド型

    動画教材による授業です。
    学生は、PCやタブレット、スマホを利用して授業の動画を再生し、視聴します。資料を閲覧しながら、音声教材を聴くこともあります。学修支援システム(Google Classroomや本学独自のツールであるWebCom等)を使用し、資料の配信、課題の提出と返却、教員と学生とのやりとりなどを行います。学生は、授業時間外にも繰り返し教材を視聴でき、理解を深化させることが可能です。

  • 同時双方向型

    同時双方向型

    主にビデオ会議システムを利用して、教員の授業をリアルタイムで配信する授業です。
    パソコンやタブレットのカメラ・マイクを利用し、参加者同士で意見交換ができる点が特徴です。質問はチャットや掲示板でも可能で、学修支援システム(Google Classroomや本学独自のツールであるWebCom等)を使用して、追加資料や課題を配信することもあります。このタイプの授業では、学生同士の議論を通して新しい提案を考えるなど、主体的な学びを通じ、より理解を深めます。

  • 課題型

    課題型

    中間評価や期末評価のために、学修支援システム(Google Classroomや本学独自のツールであるWebCom等)を使用して課題の配信・提出・返却等を行います。