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地域社会学科

Department of Community Studies 新宿キャンパス

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地域社会学科<地域・ひとづくりコース>の飛田ゼミが「SDGsアクションフォーラム2023」を企画開催しました

12月2日(土)、目白大学新宿キャンパス8号館(百年館)にて、社会学部地域社会学科<地域・ひとづくりコース>飛田満ゼミ主催「SDGsアクションフォーラム2023~エシカル消費の普及に向けた聞き取り調査と情報発信のためのSDGsアクションプロジェクト~」を開催しました。

フォーラムは、太原孝英学長の開会あいさつと飛田満教授(ゼミ担任)の主催者あいさつからスタートしました。

続いて、飛田ゼミの学生たちより「エシカル消費の普及に向けた新宿区内外の事業者等への聞き取り調査から」と題して、まずプロジェクトの概要と企画内容の説明があり、そのあとリサイクル、就労支援、再生材使用、海洋汚染防止、規格外野菜、フェアトレード、オーガニック、エシカル洗剤、エシカルファッション、アニマルウェルフェアなど、環境・ひと・社会・動物などに配慮したエシカル消費にコミットする新宿区等の施設や飲食店、販売店、メーカーなどについて、その取り組み内容や製品・サービスなどを手分けして調査した成果報告が行われました。

次に、サラヤ株式会社コミュニケーション本部CX部長の新川隆弘氏より「ヤシノミ洗剤における環境保全の取り組み」と題してご講演をいただきました。

サラヤは医薬品・化粧品・洗剤・食品などの製造を主力事業とし、ヤシノミ洗剤で有名なサステナブル経営の先進企業に数えられます。

アブラヤシから生産されるパーム油の用途は食品・非食品を合わせてとても広いこと、その約6割がインドネシアで生産されているが、プランテーションを拡大する一方で熱帯雨林が破壊されていること、こうしたアブラヤシ産業が引き起こす問題を解決するためにRSPOが設立され、ボルネオ保全トラスト計画が推進されていること、そしてヤシノミ洗剤の売り上げの1%がボルネオ保全トラストに使われていることなど、生産者と消費者が原料調達地の生物多様性を保全する仕組み、なぜヤシノミ洗剤がエシカル製品なのかがよくわかるご講演で、貴重なお話を聴くことができました。

フォーラムではさらに発表と講演を受けて参加者との間で質疑応答が行われ大変勉強になりました。

最後に、落合第二地区協議会の国井幸子会長より閉会のあいさつがあり、今年創立100周年を迎えた目白学園へのお祝いのお言葉もいただきました。

本フォーラムは新宿区、一般社団法人新宿ユネスコ協会、ESD活動支援センター及び関東地方ESD 活動支援センターからご後援をいただきましたが、とくに公益社団法人消費者関連専門家会議(ACAP)様、新宿リサイクル活動センターより多大なご支援をたまわり、フォーラム会場でもコメントを頂戴しました。ここに感謝の意を表します。

本フォーラムのように、地域社会学科<地域・ひとづくりコース>の飛田ゼミでは、「SDGsの視点から地域社会の未来を創造する」をコンセプトに、「地域との連携」と「世代を超えた交流」を通じて、持続可能な「地域づくり」とその担い手となる「ひとづくり」をめざすプロジェクト型のアクティブラーニングに取り組んでいます。


4 質の高い教育をみんなに 11 住み続けられるまちづくりを 12 つくる責任 つかう責任 13 気候変動に具体的な対策を 15 陸の豊かさも守ろう 17 パートナーシップで目標を達成しよう SDGs

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