2月23日(金)~25日(日)に開催された新宿区落合・中井最大の地域イベント「染の小道」に、社会学部地域社会学科<地域・ひとづくりコース>の学生たちがボランティア・スタッフとして参画しました。
「染の小道」は、中井駅付近を流れる妙正寺川に百人染めの「反物」を架ける『川のギャラリー』と、商店街の軒先に作家の「のれん」を飾る『道のギャラリー』の2つの企画を柱に、地域の人々がつながり「染の街、落合・中井を盛り上げよう!」という企画です。
今年で15回目を迎え、外国からの来街者も多く見かけられ、すっかりまちの風物詩となりました。
地域社会学科<地域・ひとづくりコース>では、今年も地域連携・社会貢献の一環として、また臨地研修の一環としても、このイベントに参加。学生たちは、パンフレットの配布や反物の架け降ろし、インフォメーションでの案内や新宿区立落合第五小学校で行われたイベント「染のがっこう」でのアシスタントなど、運営スタッフのお手伝い、サポーターとして活躍しながら、<地域・ひとづくりコース>の学生らしく、地域活性化のプロセスを現場で体験的に学びました。
スタッフの1人の谷田奈央さんは、昨年2月の「染の小道2023」のボランティアに参加したことがきっかけとなり、今回はインターン・ボランティアとして、6月の準備段階から90時間もの活動を行いました。
具体的には、染の小道実行委員会のミーティングに参加(議事録作成や、学生企画をプレゼンも)、道のギャラリー参加店舗を回って資料を配布、参加店舗の情報整理、マッチング抽選会立ち合い、川のギャラリー用の反物の組み立て作業、公式ガイドツアーの下見、妙正寺川沿いの遊歩道の清掃、公式インスタグラムでの情報発信など。さらにイベント当日の3日間は、インフォメーションでパンフレット配布、まち案内、手ぬぐい・絵はがきの販売、サコッシュスタンプラリーの受付、公式ガイドツアーのサブスタッフ、川のギャラリーの撤収作業、「染色デモンストレーション&トークショー」の手伝い、「染のがっこう」の片付け、公式インスタグラムでの情報発信など、多岐にわたって活動に関わりました。
谷田さんが「染の小道2024」に参画した感想を語ってくれました。
活動をすればするほど、落合・中井のまち、イベント、染色文化の魅力を感じていき、そのような魅力を世界に発信したいと思うようになりました。インフォメーションでのご案内や公式インスタグラムの投稿などにより、魅力を多くの方々に伝えることができたのではないかと思います。
3大学(目白大学、東京富士大学、東京造形大学)が連携してのさまざまな学生企画もうまくいき、かけがえのない経験となりました。今後もボランティアを続けて、イベントやまちをさらに盛り上げていきたいです。
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パンフレット配り:庄司くん(右)は3年連続参加 -
公式ガイドツアー -
染のがっこう -
道のギャラリー(のれん) -
川のギャラリー(反物) -
川のギャラリーの撤収作業