12月20日(日)、目白大学新宿キャンパス新8号館(百年館)において、社会学部地域社会学科飛田満ゼミ企画のイベントとして、一般社団法人新宿ユネスコ協会主催の「SDGsアクションフォーラム~食品ロス削減のために私たちができること~」を開催しました。
飛田ゼミでは3年連続、新宿ユネスコ協会青年会員として公益社団法人日本ユネスコ協会連盟より青少年ユネスコ活動事業の助成を受け、本フォーラムは新宿区、目白大学、ESD活動支援センターおよび関東地方ESD活動支援センターからご後援をいただき、また今回は地元・落合第二地区協議会の皆さまから格別なるご協力を得て、新型コロナウイルス感染症の感染予防に極力努めながら対面形式による市民向け勉強会を実施したものです。
フォーラムでは、まず新宿ユネスコ協会の宮崎冴子理事長より開会あいさつがあり、つづいて飛田ゼミの学生たちによる研究発表として「日本の食品ロスの現状」「世界の食糧問題」「国・自治体・市民団体の取り組み」「小売・外食産業の取り組み」「学校と家庭での食品ロスへの取り組み」に関する五つの報告と提案が行われました。
つぎに社会学部地域社会学科の飛田満教授より「食品ロスに関する学生アンケート調査から~遠隔授業の副産物~」と題して、新宿区ごみ減量リサイクル課と連携し、春学期の遠隔授業を機にGoogle Classroomを活用して実施された学生アンケート調査(回答数649件)の報告がなされました。
さらに研究発表と調査報告を受け、発表者・報告者とフォーラム参加者との間で質疑応答が行われ、食品ロスや食糧問題、アンケート調査項目のほか、遠隔授業や地域連携、SDGsの取り組みについても活発な意見交換が行われました。
最後に、落合第二地区協議会の国井幸子会長より閉会のごあいさつがあり、フォーラムへのコメントと地域連携への期待が語られました。 今回フォーラムのテーマとなった「食品ロス」はSDGsの中のゴール12「つくる責任、つかう責任」に関係します。 飛田ゼミでは最近の活動として「SDGsの視点から地域社会の未来を創造する」をコンセプトに、「現場主義」「地域連携」「世代間交流」をモットーに、将来コミュニティーにおいて主体的・創造的に行動できる人材、そして持続可能な社会づくりの担い手となることができる人材の育成を目指すプロジェクト型のアクティブラーニングをゼミのポリシーとしています。
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飛田教授から報告 -
国井会長より閉会のあいさつ -
学生による研究発表