社会学部地域社会学科地域ひとづくり・コースの山口ゼミでは、5月29日（日）に「地域社会学応用演習Ⅰ（2年ゼミ）」の一環で神奈川県平塚市、茅ケ崎市、藤沢市の日帰りフィールドワーク（巡検*）を実施しました。

巡検のテーマは古いまちなみや建築物の保存と活用です。今回は旧東海道平塚宿、藤沢宿の名残や痕跡、茅ケ崎のレトロな建築物などを見て歩き、それがいかに保存・活用されているのかについて確認しました。

2年ゼミの学生は自ら関心のある場所やテーマについて事前に調べ、現地でそれについて説明をしました。
また、この2年ゼミは参加をオープンにしていることから、山口ゼミ3・4年の学生も参加しました。

2年ゼミ生の中村萌々香さんは旧藤沢宿のまちなみについて調べてくれましたが「実際に現地を歩いて観察した景観と事前に調べたものとの間には多くの違いがあり、自分の目で見ることの大切さがよく分かった」とコメントをしてくれました。

こういった巡検などの経験を積み重ねることで現地調査の技量などを学び、より本格的なゼミ論文や卒業論文を書くことができるように期待したいと思います。

*フィールドワークの中でも特に教育目的が強いものを巡検といいます。