社会学部地域社会学科3年<観光・まちづくりコース>の3年早川ゼミは、茨城県つくば市でフィールドワークを続けています。
つくば市は、発展著しいTX(つくばエクスプレス)沿線地区と人口減少・高齢化が進む筑波山麓地区との2つの地区に分かれています。
ゼミ生はそれぞれ、調査テーマを設定、調査を進めています。主なテーマは、TX研究学園駅周辺地区の地域交流地点作り、筑波山麓・北条地区の古民家を活用した地域活性化、筑波山地域ジオパークによる観光開発、酒造りによる地域振興、酒蔵ツーリズムの観光効果などです。
2022年はこれまでに、8月25日・26日、9月2日、10月29日の4回、現場に入って調査をしました。
- 8月25日
つくば市役所を訪れ、都市計画課、産業振興課、住民課の職員に、観光政策をはじめ調査テーマに関するインタビューをしました。 - 8月26日
筑波山麓北条地区の昭和レトロな商店街の町並み、古民家の概観や内部を観察調査したり、国の重要文化財に指定されている旧田村呉服店で商店街の皆さんにインタビューしたりしました。 - 9月2日
古民家をリノベーションした地域交流施設「iriai Tempo」、伝統酒蔵「稲葉酒造」を訪れ、景観観察とインタビューをしました。 - 10月29日
筑波山麓秋祭りに参加、北条商店街や稲葉酒造の皆さんと交流を深めました。
フィールドワークは準備が大変ですが、企画力・観察力・コミュニケーション力が確実に身につきます。ゼミ生は、次回調査の準備中です。
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北条ふれあい館を調査する大塚さんと田中さん -
筑波山麓 -
つくば市役所前の早川ゼミ生