社会学部地域社会学科<観光・まちづくりコース>では、1年生から「観光・まちづくりの現場を知る」ことに加えて「就職活動を意識する」ことを重視し、実際に「観光・まちづくり」の現場で活躍されている実務者をゲストに招いた講義を行っています。
2024年度の第1回目として、6月12日(水)の「地域社会を考える」では、株式会社八芳園の古川恵子氏、株式会社八芳園交流コンテンツプロデュースの池田真由美氏をお迎えして講義していただきました。八芳園さんの企業理念や歴史はもちろん、少子高齢化・晩婚化が進む日本社会の現状と今後を見据えてのブライダルプロデュースのみに留まらない総合プロデュース企業への展開、交流文化創造をリードする企業として、現在取り組んでいる全国各地の地域プロデュース事業や自治体と連携した地域活性化事業等のお話をしていただきました。
受講生からは、以下のような感想が寄せられました。
<受講生の声>
- 将来の目標は漠然としていたが、実際に現場で働く社会人の話を聞くことを通して、1年生の段階からどんな仕事をしたいのかを考えていく意識が高まりました。
- 特徴や得意なことを生かして、これまでと違った事業を行うというお話から、自分も得意なことを生かしていろいろなことに挑戦してみたいと思いました。
- 古川さんと池田さんが、誇りを持ってお仕事をされているのが伝わってくる授業でした。私も将来、お二人のように自分の仕事に誇りをもって、自分の仕事についてしっかり説明できる人になりたいと思いました。
- 本日の講義から、観光・まちづくりコースでいつも学んでいる「地域について調べて終わるのではなく、実際に足を運び、目で見て感じたことを経験として蓄えていくこと」の大切さを改めて感じました。
学生たちは、古川氏と池田氏からお話を伺うことにより、<観光・まちづくりコース>の授業で日々、学んでいることの大切さを改めて理解する良い機会となったと同時に、実際に現場で活躍されている方々からのお話は大きな刺激となり、自分の将来について考えるきっかけとなったようです。