社会学部地域社会学科<観光・まちづくりコース>では、1年生から「観光・まちづくりの現場を知る」ことに加えて「就職活動を意識する」ことを重視し、実際に「観光・まちづくり」の現場で活躍されている実務者をゲストに招いた講義を行っています。
前週に引き続き、本年度3社目となるゲストを招いた6月26日(水)の「地域社会を考える」では、株式会社京王プラザホテルの北 葵氏をお迎えし講義をしていただきました。
西新宿の地で日本初の超高層ホテルとして開業した京王プラザホテルは、1971年当時より掲げられている「人の和をつなぐ『広場』になる」という「プラザ思想」の下で、国内旅行者のみならず訪日外国人旅行者にとっても「親しみやすいホテル」と言われています。
京王プラザホテルはお客さまに対して、どのようなサービスを心がけているのか、また、ホテルの業務にはどのようなものがあるか丁寧にご説明していただきました。
受講生からは、以下のような感想が寄せられました。
<受講生の声>
- ホテルのさまざまな仕事の内容を知ることで、ホテルの仕事に興味が湧き、就職を考える際の選択肢の幅が広がった。
- ホテルの仕事というとホテルのフロントやレストランで働いている方などのイメージが強かったが、他にも多くの業務があることを学ぶことができた。
- 人と接する上で意識するべきこととして「相手に関心を持つこと」という言葉がとても印象に残った。コミュニケーション能力を高めたいと考えているので、知ることができて良かった。
- 人を喜ばせるということの素晴らしさがとても感じられる講義だった。ホテルに限らず、他者にサービス精神を持ち、思いやりの心で行動することは、これからの人生で必ず役に立つことだと思った。
- 日々授業で視点を変えて物事を見ることの大切さについて学んでいるが、具体的にどんな視点からものを見るのかを現場でも大切にしているということを知り、より視点について意識していこうと思うきっかけになった。
北氏が実際に経験してきた業務やお客さまとの対応等を交えながら京王プラザホテルの事業等について詳しくお話を伺い、ホテルには、これまで自分たちが知らなかった多くの業務が存在することを知り、本当の「サービス」や「ホスピタリティ」とは何かを考えるきっかけにもなったようです。