社会学部地域社会学科<観光・まちづくりコース>では、学生が「社会で生き抜く力」を高めて卒業していくことをモットーとし、1年生から「就職活動を意識する」ことを重視し、就職活動の質的向上を目指しながら、その延長線上に生涯キャリアを考える素材を提供しています。
その中で、2024年度も「観光・まちづくりコース基礎力応用編」として、春学期の「専門とキャリアA」に引き続き、2年生を対象とした「専門とキャリアB」の中で、外部講師をお迎えして「世界遺産特別講座」を実施し、12月に行われる「世界遺産検定3級」の学内受験に全員合格することを目指しています。
10月29日(火)には、特定非営利活動法人世界遺産アカデミーの織田愛素美氏より、「世界遺産検定ガイダンス」として、世界遺産検定についてのお話はもちろん、世界遺産検定に合格することにより、就職活動に弾みがつくことや、自分自身に自信がつくこと、社会人に求められる自己管理能力の向上など、ご自身の体験を交えながらお話しいただきました。
11月5日(火)からは、3週間にわたり、世界遺産検定マイスターであり、世界遺産アカデミー認定講師の萩原卓氏をお迎えして、「世界遺産検定3級特別講座」を行っています。
受講生からは、
- 日本の世界遺産と似たような理由で登録された世界の世界遺産を、同時に覚える事で頭に残りやすくなる。
- 先生が教えてくださった大事なポイントなどを、ノートにまとめることができたのは良かった。
- 予習に取り組みつつ、今回の授業でキーワードとなった語句をまとめ、振り返えることができるようにするということに取り組みたい。
例年、この「世界遺産検定特別講座」を受講した学生たちは、それまで、観光・まちづくりコースで学んできたことに加えて、この講座で世界遺産について学ぶことにより、世界の歴史や文化、社会情勢などの就職活動で必要となる一般常識力が向上します。
さらに、世界遺産検定3級に合格に向けて努力した経験が、就職活動に役立つだけではなく、目的意識をもって国内旅行業務取扱管理者や秘書検定など他の資格の取得を目指そうと考える良いきっかけとなっているようです。
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講義をする萩原氏 -
萩原氏作成の世界遺産検定3級対策プリント -
検定合格に向けて受講する学生たち