11月27日(土)、『ブランド戦略ケースブック2.0』の共著者である社会学部社会情報学科の長崎秀俊教授が、法政大学イノベーション・マネジメント研究センター主催のシンポジウムにて講演を行いました。
長崎教授は「ハウス食品・バーモントカレーの国際化」のケースを紹介し、国境を越えてブランド構築していくための3つのポイントとして、①将来性ある市場の早期発見、②現地消費者の既存イメージを変革する段階的啓蒙活動、③ブランド構築における世界標準化と現地適合化の複合化戦略の必要性を指摘しました。
また、当日の聴講者には大学生も多かったことから、マーケティングのテキストで用いられる4P戦略やブランド要素戦略のフレームワークに沿って、ハウス食品が実施した施策について解説されました。その後、パネルディスカッションでは、共著者と共に各ケースのポイントについて意見交換を行いました。