今回の社会情報学科「フードブランド戦略論」は、海外からのオンライン生配信により、海外でのマーケティング戦略についてご講演いただきました。
12月10日(木)のテーマは、ブラジル 味の素社の角田裕氏による「ブラジルにおける味の素グループの事業活動」でした。
学生たちには、事前に味の素の海外事業が紹介された動画を視聴してから授業に臨むよう伝えました。当日の講義では、ブラジルの国土の広さや所得、最低賃金、国民性、小売店の陳列方法などについて、日本と比較しながら説明いただきました。
また、ブラジルで最も売れている商品が日本とは全く異なることなどを紹介いただきました。海外事業を感じてもらいたいという角田氏の意図により、資料は全て英語で作成されました。
また、地球の反対側からの生放送ということで、現地時間が真夜中であることも伝えながら講義をすることで、グローバルマーケティングを体感する貴重な機会となりました。
以下、学生から寄せられた感想になります。
<学生からのコメント>
- 今までの授業と異なり、海外でのマーケティング戦略の話が聞けて刺激的だった。
- 日本とブラジルのニーズが異なることで、事業拡大にはたくさんの工夫が必要だと分かった。
- グローバル展開には、現地の人々のライフスタイルや健康面の課題を理解することが重要であると分かった。
- 味の素のグローバル化の強みが「現地適応化」であるということだったが、講義を聴いて良く理解できた。
- 今回グルーバルマーケティングを学ぶことで、その国ならではの問題などを考えてみようという気持ちになった。