社会学部社会情報学科 柳田ゼミナールに所属する学生が企画する「SDGsを20代の若者に広めるための『廃油キャンドル』作りのワークショップとキャンドルナイト」のイベントが新宿のSDGsカフェ・バーにて8月下旬に開催されました。
SDGsカフェ&バーとのコラボでSDGsの活動を実施
柳田ゼミでは、アクティブラーニング(PBL型教育:Problem/Project Based Learning)と呼ばれる学習形態を積極的に導入しながら活動を行っています。今年度からは所属するメンバーの創造力や自立心をさらに育成するために、1年以上かけてゼロからプロジェクトの企画を立ち上げ、すべての運営・対外交渉を行っています。
すべての活動を自分たちで行うことは想像以上の苦労を伴いました。とりわけ昨年は新型コロナ禍の現状も相まって企画が思うように進まず、交渉が流れてしまうなどさまざまな壁にぶつかりました。そんな中、カフェ・バー『新宿ダイアログ』のご協力をいただき、感染対策に細心の注意を払いながら活動を行ってきました。
同カフェは新宿御苑にほど近い、SDGsのコンセプトに賛同してビーガン(オーガニック)の料理やドリンクを提供しているカフェ・バーです。ゼミ生たちは3階のワークショップスペースをお借りしながら「東京在住でカフェが好きな20代の若者を対象として気軽にSDGsに触れられる」ことを目的として、SNSのハッシュタグ"#"を利用しながらプロモーション活動を行いました。
ワークショップに参加いただいた方からは「気軽に声をかけてくださって楽しい時間を過ごすことができました。若者がターゲットということで、ビーガンフードやSDGsに特化しているお店はオシャレで敷居が高く感じていましたが、雰囲気が良かったです」という感想をいただきました。
活動を行う中で、ビジネスの世界に見られる一筋縄ではいかない現実を体感することができました。また「SDGsを若者に認知させたい」という熱意を抱くとともに、実際に行動に移して学び続けることの重要性を学ぶ貴重な機会となりました。