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Department of Social Information 新宿キャンパス

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社会情報学科「ファッションブランド・ケーススタディ」授業レポート "MIKIMOTOのマーケティング戦略"

ファッション業界の最前線で活躍されている実務家をお招きし、マーケティングやブランドの事業戦略をお話しいただく社会情報学科の「ファッションブランド・ケーススタディ」。
7月25日は、株式会社ミキモト(人事部 人材開発課)の武藤圭氏と菅谷薫氏にお越しいただき、同社のマーケティング戦略について、ご講演いただきました。

ミキモトといえば世界に名をはせる有名ブランドの1つで、銀座の本店にはアメリカの元大統領夫人が日本の元総理夫人と訪問したことでも知られています。ところが大学生で知っている人はほとんどいないのではないかと思います。同社はそこに着目し、近年、新たな顧客を開拓するべく様々なマーケティング戦略を行っています。

その1つが2021年に発売された「PASSIONOIR(パッショノワール)」です。同商品はターゲット層をジェンダーレスとしており、若い世代へプロモーションを図るために、俳優の菅田将暉さんをはじめとする著名アーティストとコラボしながらSNSを用いて発信するなど、デジタルを駆使した戦略を行っています。
講演では、同社が手掛ける真珠の歴史とともに、マーケティングの4Pを用いながら、グローバルなラグジュアリーブランドの奥深さについてご説明いただきました。

(社会情報学科3年 佐藤陽和)


<受講生の感想・コメント>

  • ミキモトのマーケティング戦略について4Pで説明してくださった点が、とてもわかりやすかった。
  • 歴史が長いと堅苦しいイメージが持たれがちだが、老舗だからこそ新しいトレンドを生み出し、世界に発信しているというところに感銘を受けた。ミキモトは日本の誇りだなと思った。
  • 今まで、ジュエリーは高価なものという印象が強くあり、自分ではなかなか購入できないと思っていた。しかし、ミキモトの商品の価格帯は数万円から数億円のものまで幅広くあること、数万円のものであれば、学生の私でも購入することができることを知り、お金を貯めていつか購入してみたいと思った。
  • 「女性だけでなく、男性にも真珠をつけてもらいたい」と言った新たな価値観を提示していく経営戦略は、現代社会に沿った素晴らしいものであると感じた。