社会学部社会情報学科・田中ゼミの3年生が、8月29日(月)に小田原・熱海地域でフィールドワーク(現地調査)を実施しました。
田中ゼミでは毎年、ゼミ生の関心事からテーマを設定し、夏休み期間を利用した学生主体の調査活動を実施しています。本年は「小田原市の食品ロス削減に対する取り組みと現状」「コロナ・土砂災害による熱海市の観光業への影響」「土砂災害の復興支援活動と被災地・被災者の現状」の3つのテーマを決め、現地を観察するとともに、関係者にインタビュー調査を実施しました。調査場所や調査対象先も自分たちで選定し、先方に連絡を取り日程調整するなど企画・計画にも苦労しましたが、現地での調査だからこそわかったことが多くありました。また調査に協力してくださった皆さまの優しさ、温かさにも触れ、充実した1日となりました。
終了後にはゼミ生から、「実際に目で見て感じ、体験した当事者の声を生で聞くことにより、インターネットなどで調べた情報よりも、さらに深く理解することができた」「実際にインタビューを行い、報道とは違った事実を知ることができた」「人々のつながりが、言葉だけでなく目で見て感じ取れた」などの感想が報告されました。
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土砂災害の現場にて:海まで続く被災地域の全体を確認 -
土砂災害の現場にて:当日の映像を確認しながら説明を聞く -
土砂災害復興支援団体(NPO)が運営するカフェにて:支援活動等のお話を伺う① -
土砂災害復興支援団体(NPO)が運営するカフェにて:支援活動等のお話を伺う② -
伊豆山神社にて