社会学部

社会情報学科

Department of Social Information 新宿キャンパス

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社会情報学科「現代の社会2(フードブランド・ケーススタディ)」授業レポート "ローソンの商品開発事例とこれから"

社会情報学科の「現代の社会2(フードブランド・ケーススタディ)」は、食品業界の実務家をお招きし、実務におけるブランド戦略についてお話しいただく講義型の授業です。
11月17日(木)の授業は、株式会社ローソンのインキュベーションカンパニー 鈴木嘉之氏をお招きし「ローソンの商品開発事例とこれから」というテーマでご講演いただきました。

コンビニエンスストア顧客の約7割が男性だった約13年前、女性をターゲットにしたコンビニスイーツを開発することが企業方針と示され、その統括責任者に鈴木氏が就任しました。
開発のヒントを探るべくスイーツの食べ歩きを続ける中、ロールケーキを一切れサイズで買いたいという顧客の声をヒントにプレミアムロールケーキを開発しました。その後も競合が参入してくる中、先に海外で賞をとったり、テレビ広告を流したりするなど、常に先手を打つことでローソンのスイーツ市場を切り開いてきた経緯を解説いただきました。
授業後は学生から多くの質問も出て、活発な議論が行われた回となりました。

学生からは以下のような感想が寄せられました。

<学生の声>

  • 人気のプレミアムロールケーキの開発の裏話を聞くことができた。1つの商品の開発だけでも途方もない苦労があったことが分かった。
  • 一人前のロールケーキが世の中にないことに気が付き、商品開発を始めたという背景があったことを知ることができた。
  • 7割が男性利用者だったところを、視野を広げて百貨店などを利用している女性をターゲットにしたという考え方がとても勉強になった。
  • 商品開発に興味がありそのような仕事に関わりたいと思いこの学科に入った。その意味で、本日は一番聞きたかった講義を聞くことができてうれしかった。
  • コンビニスイーツといったらローソンが思い浮かぶが、ここまで印象付けるためにあらゆる試行錯誤がされていことを知ることができた。