社会学部

社会情報学科

Department of Social Information 新宿キャンパス

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社会情報学科「ファッションブランド・ケーススタディ」授業レポート "アパレル業界の最新事情とSPAのビジネスモデルについて"

社会情報学科の「ファッションブランド・ケーススタディ」は、ファッション・美容業界などで活躍されている実務家をお招きし、マーケティングやブランドの事業戦略をお話しいただく講演型の授業です。

5月1日(月)は鈴木準氏(元メーカーズシャツ鎌倉株式会社)にお越しいただき、アパレル業界の最新事情についてご講演いただきました。
最初に、ご自身の人事・採用を担当された経験から「就活生が採用面接で知っておくべき必勝法」についてお話があり、次にアパレル業界の現状について紹介いただきました。アパレル業界では原価率が重要となりますが(一般的に原価率2割)、鎌倉シャツではSPA(※1)を駆使して原価率を上げるビジネスモデルで成長を遂げています。また、ご自身が経営に携わっているシャツブランド"ARCODIO"(※2)はリアル店舗を持たないビジネスモデルを構築しており、デジタルマーケティングの視点からもご説明いただきました。

受講生からは以下のような感想が寄せられました。

<受講生の声>

  • 以前、他の授業でもSPAについて学んだが、その時は理解していたつもりだった。今回、具体例と一緒に説明を聞いて、ようやく理解することができた。
  • 工場、商社、メーカー、小売、消費者間の関係と流通の関係について学び、これまでの消費生活についても改めて考えるようになった。
  • 採用者側からの目線で就活についてのお話を聞けたのは新鮮で、就活生がどのように見えているのかが分かった。
  • 私自身、去年からすでに就活がとても不安だったが、鈴木さんのお話を聞いて、自分にもできるかもしれないと少し自信をつけることができた。

※1 SPA:製造から小売までの工程を統合した販売業態のこと。
※2 公式Webサイト:ARCODIO