社会学部社会情報学科の顧優輝ゼミと井口尚樹ゼミが合同で、Chat GPTについてのワークショップを行いました。
Chat GPTは昨年以降注目を集めている対話型AIの1つで、今後、社会の幅広い分野で活用されることが予想されます。
その仕組みを学ぶと共に、それが社会に及ぼす影響を考えるため、3回にわたるワークショップを行いました。
第1回では「とにかく触ってみる」をモットーに、利用法を解説したあと、学生各自の関心に応じて利用し、それぞれ感じたことを共有しあいました。
第2・3回では「Chat-GPTを使って社会を良くするアイディアを考えてください」というお題でアイディア・コンペを行いました。
学生のグループからは、カメラやマイクと組み合わせた障がい者支援ツール、子どもや高齢者用にチューニングした話し相手ロボット、生徒が授業中分からないことを自由に質問できる学習支援ツール、自分の関心に応じて時間割を提案する履修登録支援ツール、等の企画が提案されました。
最後に学生同士でこれらの企画を互いに評価するとともに、AIを専門とする顧優輝専任講師から、実装に向けてのアドバイスが提供されました。
今後のゼミ活動では、ワークショップの成果を生かし、学生によるプロジェクト型学習や開発を進めていく予定です。