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Department of Social Information 新宿キャンパス

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社会情報学科「現代の社会2(フードブランド・ケーススタディ)」授業レポート "ローソンの商品開発事例とこれから"

社会学部の共通科目である「現代の社会2(フードブランド・ケーススタディ)」は、食品業界の実務家をお招きし、ブランド戦略やマーケティング戦略についてお話しいただく授業です。

12月7日(木)は、株式会社ローソン インキュベーションカンパニー 鈴木嘉之氏をお招きし「ローソンの商品開発事例とこれから」をテーマにご講演いただきました。

現在は「コンビニエンススイーツといえばローソン」というイメージを持たれるほど有名になりましたが、まだコンビニエンスストア来店客の7割が男性だった時代にはコンビニスイーツといえば他社の名前があがっていました。
当時の商品が男性向けだった点に着目し、ローソンでは女性をターゲットに本格的スイーツの開発に乗り出します。
様々な市場調査や有名洋菓子店での観察調査を経て、ロールケーキを一人前で提供するところにニーズがあることを突き止め、プレミアムロールケーキの開発を行い大ヒットとなりました。
今ではコンビニスーツ=ローソンの評判が広がっています。

学生たちからは以下のような感想が寄せられました。

<学生の声>
  • プレミアムロールケーキがどのような考えによって生み出され、どのように売り出され、売り上げを伸ばしてきたのかについて詳しく知ることができた。
  • スイーツの不満を直接お客さまに聞くことにより、より良い商品づくりができ、売り上げにつながることを学んだ。
  • 女性の不満や、スイーツ市場を詳細に調査し、おいしいクリームを作り上げるために180回以上の試作品づくりを行ったと聞いて驚いた。
  • 従来のコンビニスイーツ顧客の男性からターゲットを大幅に変更し、遅い時間まで営業しているコンビニの強みを生かし、ターゲットを新たに「日常を頑張る女性」に絞った意思決定に納得した。
  • 商品をつくることも大切だが、周りのライバルがやっていないことを見つけ、消費者の不満を解決していくことが重要だと学んだ。