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Department of Social Information 新宿キャンパス

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社会情報学科「ファッションブランド・ケーススタディ2024」授業レポート"MIKIMOTOのマーケティング戦略"

社会学部社会情報学科の「ファッションブランド・ケーススタディ」は、各業界で活躍する実務家をお招きし、ファッション産業の最前線についてお話しいただく講義型の授業です。
6月17日(月)の授業では、株式会社ミキモト 人事部人材開発課長 菅谷薫氏にお越しいただきました。

株式会社ミキモトは1893年、世界で初めて養殖真珠の発明に成功し、その高い品質と美しいデザインから、ジュエラー(ジュエリーを扱う企業)として世界的な人気を誇っています。また、ラグジュアリーブランドとしてサステナビリティにも貢献している、唯一無二の企業でもあります。
今回は企業理念、ハイブランドとして現在取り組んでいるマーケティング戦略などもお話しいただきました。
受講した学生たちは、学生生活でなかなか触れることができない講義に、新たな学びを得ることができました。

学生からは以下のような感想が寄せられました。

<学生の声>

・株式会社ミキモトが初めて養殖真珠の発明に成功したという歴史を持っていたことは知らなかったので驚きました。生産から販売まで一貫体制により、責任と自信を持って販売していることから独自性を大切にされているのだと感じました。また、立地や店構え、空間演出などが、ブランドの価値を伝える役割にもなるということを理解しました。確かな品質やデザイン力、技術力、おもてなしの心によって、ブランド価値を守り続けているという企業姿勢を知り、ミキモトの商品に対する夢や憧れの気持ちが湧いてきました。

・ジュエリーは女性が身につけるものというイメージがありましたが、そのイメージを払拭する取り組みについてお話が聞けたことがとても良かったです。例えば広告やグローバルアンバサダーの起用では、性別を問わずにミキモトのジュエリーを身につけることができることを伝えていると感じました。

・黒を基調としたアクセサリーの販売やグローバル・アンバサダーに男性の採用など、「男性が真珠をつける」をテーマにジュエリーを通して新しい価値観についての事業の内容が特徴的でした。100年以上の長い歴史を持つ老舗企業ですが、伝統と挑戦をしていくことが重要であり、その挑戦として国籍、年齢、性別を問わない新たな顧客との出会いが大切であることを学ばせていただきました。