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Department of Social Information 新宿キャンパス

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社会情報学科「ファッションブランド・ケーススタディ2024」授業レポート "Happy Life Solution Company" BEAMSの成長戦略

社会学部社会情報学科の「ファッションブランド・ケーススタディ」は、各業界で活躍する実務家をお招きし、ファッション産業の最前線についてお話しいただく講義型の授業です。
6月24日(月)の授業では株式会社ビームス 人事部人事課 吉野亮氏にお越しいただきました。

株式会社ビームスは1976年に創業、1982年に設立された48年の歴史を持つ、日本を代表するセレクトショップとして多くの人に愛されています。
現在は30を越えるレーベルを持ち、ファッション、雑貨、音楽、アートなど、その卓越したセンスのもと新しいライフスタイルを提案し続けています。
今回はスタッフの個性を大切にする販売スタイルなど、大変貴重なお話を伺うことができました。多くの履修者の心を打ったのは「努力は夢中に勝てない」というメッセージです。
ファッションが人の幸福に寄与する可能性を実感することができました。

学生からは以下のような感想が寄せられました。

<学生の声>

・ビームスはお客さんだけでなく働く人々も大切にしていてスタッフの個性も尊重し、さまざまな工夫をしながら活動していることを知り、長く人気な理由が分かりました。ビームスに関係するすべての人が幸せになるような社会を目指しているのが今回の話から伝わってきて、すてきな会社だと感じました。

・スタッフ一人ひとりが自分の個性を生かし、それぞれが特化した「好きな道」をとことん追求できる企業であるというのはすてきなことだと思います。「努力は夢中に勝てない」という言葉がありますが私もそれほどまでに夢中になれる、「好き」を伸ばしていきたいと思いました。

・経営理念の軸のお話がとても印象に残りました。「知の探索」は、現状で満足せずいろいろな分野に触れることで企業にも新しい強みがたくさん生まれ、 「知の深化」は、得意分野を現状維持ではなくどんどん進化させるという考え方が、ビームスがさまざまな世代から愛される理由の1つなのだなと思いました。

・社員一人ひとりの個性を生かすことのできる会社となるためには、社員同士の意思統一などたくさんの努力があったのだろうと、講義を受ける中で感じる場面が多々ありました。近年では「環境に優しく」を掲げる会社が大半であり、もちろん環境も大事ですが「人に優しく」することも大切にしていることに感銘を受けました。