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社会情報学科「ファッションブランド・ケーススタディ2024」授業レポート "ファッション業界でのキャリアとプチバトーの地球と人に優しい経営"

社会学部社会情報学科の「ファッションブランド・ケーススタディ」は、各業界で活躍する実務家をお招きし、ファッション産業の最前線についてお話しいただく講義型の授業です。
7月8日(月)の授業では、株式会社プチバトージャパン リテールディレクター 松江研氏にお越しいただきました。

「プチバトー」は1893年創業、130年の歴史を持つフランスを代表するベビー・キッズウェアブランドです。
その日本法人である株式会社プチバトージャパンは、新生児用品から高品質なナイトウェアなど、近年日本での人気も高く、ファミリー層を中心に支持を集める注目企業です。
今回は日本での店舗展開や商品戦略、グローバルな視点でのベビー・キッズウェア市場のお話を伺いました。
履修者は初めて触れるベビー・キッズウェアに関するお話や、松江氏のあたたかで明るいお人柄に感銘を受け、多くの質問が飛び交う大変充実した講義となりました。

学生からは以下のような感想が寄せられました。

<学生の声>

・講義を聴く前までは「ベビー服」の印象が強く、自分にはあまり関係のない分野だと思っていましたが、赤ちゃんから大人まで使えるフレグランスがあり、今後の目標として10~20代の若者も行くことができる雰囲気を目指すというのを聞いて、興味が湧きました。松江さんの温かくパワフルな人柄に触れることができたのもうれしかったです。

・ブランドのミッションである「子ども達と自然をつなげる」という理念が強く印象に残りました。日本市場におけるプチバトー・ジャパンの戦略について、限定商品の開発やコラボレーションによる戦略、そして実店舗での売上増加のための具体的な取り組みをされていることも学べました。プチバトー・ジャパンが大切にしている「LIBERTE・QUALITE・DURABILITE(自由・品質・持続可能性)」という価値観は、商品だけでなくブランド全体に浸透していることもわかりました。

・普段身に付けているものだからこそ着心地の良さや安心感といったウェルビーイングが重視されており、プチバトーに対して受けた私の印象は社会の動向や国の特徴に合わせてアプローチをし、自社の強みと弱みを明確に分析しているということでした。子どものボディフレグランスの話では、五感における嗅覚は大人になった時に家族との時間を思い出すことができるという美的以外の要素に気づくことができました。

・授業の最後の「世の中の動きを見る」という言葉がとても印象的でした。触れることの大切さや消費者を第一に思う志には、世の中の動きを客観視することが必要不可欠だと思いました。とても興味深く面白い講義をありがとうございました。