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社会情報学科「ファッションブランド・ケーススタディ2024」授業レポート"サンリオピューロランドの取り組み~エンターテイメントの企画制作について~"

社会学部社会情報学科の「ファッションブランド・ケーススタディ」は、各業界で活躍する実務家をお招きし、ファッション産業の最前線についてお話しいただく講義型の授業です。
7月29日(月)の授業では株式会社サンリオエンターテイメント企画・制作部土屋桃子様にお越しいただきました。

株式会社サンリオエンターテイメントは皆さんもご存知の通り、日本を代表するキャラクターに会えるテーマパーク「サンリオピューロランド」「サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド」の運営をされています。
今回は企業理念、サンリオピューロランドが現在進行形で取り組むテーマパークでのイベント施策など、他では伺うことのできない大変貴重な講義内容でした。履修者は自分の大好きなキャラクターから得た学びに感激していました。

本科目の最終講義となったこの日は、15回の講義を学んだ履修者の充実した笑顔に溢れていました。
2024年度「ファッションブランド・ケーススタディ」にご登壇くださいましたすべての外部講師の皆さまに改めましてお礼申し上げます。

学生からは以下のような感想が寄せられました。

<学生の声>
講義の様子
質問する学生

・サンリオピューロランドの取り組みは、人々の笑顔や絆を大切にする思いや、綿密な企画と制作のプロセスによって実現されているのだと学びました。このように取り組みが、多くの人々に幸せな体験をもたらしていることを改めて実感しました。

・サンリオキャラクターは幼少期の頃からずっと好きで、馴染みの深いものだったのでとても懐かしい気持ちになりました。サンリオの魅力はただ可愛いだけでなく、企業による細やかな心遣いや人々を笑顔にする意図がキャラクターに込められていることだと思います。「みんななかよく」というシンプルでありながら難しい企業理念には、世代や文化を超えて人々をつなげる力をもっていると感じます。このサンリオの企業理念こそが、小さい子どもから大人までもが愛し続けている秘訣なのではないかと思いました。

・緻密なプロセスがあるからこそ、サンリオピューロランドは質の高いエンターテイメントを提供し続けられるのだと思いました。成功の背景には、サンリオエンターテイメントのプロデューサーたちが果たす役割が非常に重要あり、多岐にわたる業務を担当し、企画が完成するまでステップを同時並行で進めていくという大変な労力がかかっていることがわかりました。これらの学びは、ファッション業界を含むさまざまなビジネス分野において、顧客との絆を深めるためのヒントとして生かせると感じました。

・今回、株式会社サンリオエンターテイメントの話を聞き、多くのことを学ぶことができました。企業概念の話では、「世界中がみんななかよく」を目指していることを知りました。「One World, Connecting Smiles.」をもとに、多くの人々の笑顔を作り出し、その笑顔を広げていくことによって「世界中がみんななかよく」という企業概念の達成を目指していることを知ることができました。