社会学部社会情報学科の土屋依子ゼミ(3年生)は、ゼミ活動として、9月1日(防災の日)に静岡県沼津市の沼津港周辺地区でフィールドワークを行いました。
沼津港周辺には、南海トラフ地震が発生すると5分程度で津波による浸水が始まるとされる「避難困難地区」に指定された地域があります。沼津市の避難行動計画の策定や避難訓練にも携わってこられた常葉大学名誉教授の池田浩敬氏と一緒に実際にまちを歩きながら、ハードの津波対策や災害時の避難方法について学びました。
はじめに日本最大級の大型展望水門『びゅうお』を見学しました。展望室では池田氏から沼津港周辺の被害想定、水門・防潮堤などの防災施設について説明を受けました。続いて、防潮堤から避難施設の「築山」、「津波避難ビル」、閉校した「沼津市立第二小学校」と避難経路を実際に歩いて確認しました。最後に沼津港深海水族館を見学し、駿河湾の地形の特徴や海の資源についての理解を深めました。
<学生のコメント>
・特に印象に残ったのが、『びゅうお』です。池田先生の説明から、『びゅうお』は高さ9.3メートル・重さ406トンの巨大な扉を持ち、地震発生から約5分で自動的に閉まる仕組みになっていることを知りました。
実際に施設を見てみると想像していた以上に大きく、海のすぐ近くで生活する地域だからこそ、このような設備が必要なのだと実感しました。観光地として沼津を楽しむだけでなく、防災という視点からまちを見ることができたのが学びとなりました。(3年 ゼミ長 下川悠生)
・避難経路の途中で、近隣の保育園の避難場所となっている築山や、指定された避難ビルなどの避難場所を見学しましたが、思っていたよりも高さが低いと感じる場所もありました。実際に地震が起きたときどの程度機能するのか気になりました。
沼津市では南海トラフ地震への対策が進んでいることは知っていましたが、現地を実際に歩いて学んだことよい経験になりました。(3年 鈴木優斗)

