目白大学・目白大学短期大学部の学生の皆さんへ
非常事態宣言が出され、新型コロナウイルス感染症対策が本格化しています。大学もこれまで各種行事の中止をはじめ、入構制限、春学期開始の延期などを実施してきましたが、この度、授業の遠隔化も決断し、ホームページ等でお願いしているところです。若いからと言って、感染しないということはありませんし、重症化するリスクもあります。気がつかないうちに、人に感染させる可能性もあります。自分自身だけでなく、家族や友人などの大事な人たちを守るためにも、ぜひ節度のある行動をお願いします。
人はいつの時代も大きな困難に立ち向かいながら生きてきました。我々の今回の敵は、見えない敵とも言われています。表立って戦うことができません。しかし、人類はこれまでも多くの困難に直面しながらも、それを乗り越えて現在の発展をもたらしてきました。人間の叡智を信じ、我々も一致協力して、この状況に立ち向かいたいと思います。
学生の皆さんは、自らの行動を律し、大学から提供される情報をきちんと把握し、これからの遠隔授業に取り組んでください。私たち大学の教職員は、皆さんの教育環境の整備に向かって、精一杯の努力をいたします。
2020年4月10日
目白大学 学長 沢崎 達夫
目白大学短期大学部 学長 油谷 純子
新型コロナウイルス感染症に関する行動の指針
このたび、目白大学では新型コロナウイルス感染症に関する行動の指針を作成しました。
熟読し、大学や保健室からの連絡とともに、行動の参考にしてください。学生の皆さんにも、正しい知識に基づく適切な行動をお願いします。
目白大学では、皆さんが安全・安心に学習できるよう、繰り返し検討を行っています。今後の感染拡大状況により予定が変更となる可能性があります。
ホームページやメールは、1日1回、必ず確認してください。
1. 新学期までの学習について
- 履修予定科目の予習や既習科目の復習、資格の勉強などの自己学習を行ってください。
- 各学部・学科等で提示される課題を充実させてください。
- 電子書籍を活用しましょう。目白大学図書館のホームページにも整備されています。他の図書館でも閲覧できるところがあります。文学や古典、優れた映画などに触れ、教養を深めるよい時間をもちましょう。
2. 自分の健康を守り、媒介者にならないための普段の対策
1)クラスター発生の3条件が揃う行動を避けましょう。
- 密閉空間に注意
- 密集空間に行かない
- 密接を避ける
【対策例】
- 娯楽施設、ライブハウス等の感染リスクの高い場所、換気の悪い不特定多数の人が集まる場所に行かない
- 狭い空間で多人数で食事をしない
- 料理は1人ずつ取り分けられているものを選ぶ
- 濃厚接触者(2m以内で人と接する)になる可能性があるアルバイト(レジ、居酒屋、娯楽施設、イベントスタッフ等) などはできるだけ控える。
- 不要な外出を避ける。電車、バス乗車時はマスクを着用し、できるだけ空いている場所に乗車する。友人との近距離での会話を控える。
- こまめに換気を行う。
2)健康管理のための正しい行動を継続して行いましょう。
- うがい、手指衛生の徹底
※帰宅時、授業の前後、食事前後、トイレの後などに行ってください。 - 免疫力の維持・向上
※保温、保湿を行い、バランスの良い食事をとるようにしましょう。
※屋内でも身体を動かして、体力維持に努めましょう。 - 環境の整備
※部屋の換気と清掃をこまめに行いましょう。 - 毎日の健康管理
※体温測定と下記a,bのような症状がないかチェックを行ってください。 - a. 37.5℃以上の発熱が1日以上
- b. 発熱は37.4℃以下だが以下の症状がある
- 咳(喘息の悪化を含む)やくしゃみ
- のどの痛み
- 息苦しさ
- 頭痛
- 味覚、嗅覚の異常
- 関節痛
- 下痢や嘔吐
- 強い倦怠感(からだのだるさ)
- 同居のご家族に感染が疑われる場合
※家族間での感染に注意し、状況を学校に報告してください。 - 正確・最新の情報に基づく判断
※正しい情報を、専門機関等のホームページ等から常に確認してください。(厚生労働省、国立感染症研究所 国立国際医療研究センター等)
※誤情報や不確かな情報をSNSで発信しないようにしましょう。
3. 何か症状がある場合
- 大学ホームページやメールをよく見て、指示に基づき行動してください。
4. 重症リスクが高い疾患を治療中の方
- 糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)の基礎疾患がある方、透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方は、主治医に通学や生活上の注意について相談しましょう。結果は保健室や担任に報告してください。
5. 節度ある行動・配慮ある行動をとりましょう
- 「私は元気」「私には関係ない」そう思っている方はいませんか?感染拡大防止の基本は、私たちひとりひとりの意識・行動です。
- SNSでの会話で迷ったら、発信しないことです。あなたが悪気なく発信した会話であっても、一度インターネット上に公開されたら、もうあなた自身でコントロールすることはできません。読み手により解釈され拡散されるのです。皆さんに、思いやりと節度・配慮ある行動を望みます。
6. 感染が判明、あるいは濃厚接触者として特定された場合の連絡先
お問合せ先
【新宿キャンパス】
学生部 学生課
Mail:
【さいたま岩槻キャンパス】
修学支援部 学生課
Mail:
7. 合わせて読んで欲しい
策定:目白大学新型肺炎対策作業部会
看護学部看護学科学生委員会