協定校への派遣学生・保護者の方へ
2022年春学期の留学中止について
本学では、新型コロナウイルス(COVID-19)への対応について「学校法人目白学園新型肺炎対策本部」(議長:学校法人目白学園理事長)において検討してまいりました。2022年春学期の留学の実施可否についても、関係省庁、現地の協定校及び関係諸機関を通じて情報収集に努め、慎重な議論を重ねてきたところです。
昨年、国内外におけるワクチン接種の進捗等により、感染状況が一旦落ち着いた時期もありましたが、その後、新たな変異株の出現等により、再び世界的な感染拡大が続いております。とりわけ、欧米及び韓国等は、感染爆発といえるほどの深刻な状況にあります。これからもしばらくは、感染収束が見通せない状況が続くものと思われます。
本学では、原則的に、外務省による「感染症危険情報」がレベル1(十分注意してください)以下であることを留学派遣の前提としております(日本学生支援機構による海外留学支援制度も、「感染症危険情報」がレベル2の場合は奨学金支給が中止となります)が、現在、全世界を対象に、レベル3(渡航は止めてください(渡航中止勧告))又はレベル2(不要不急の渡航は止めてください)が発出されています。また、多くの国と地域において、ビザ発給の停止や入国禁止など、入国制限措置が続いています。
これらを踏まえ、本学としては、学生の安全確保と危機管理上の観点から、2022年度春学期の留学派遣を中止することといたしました。
留学を心待ちにされていた皆さんにとっては、大変辛いことと思います。しかしながら、 留学中(1年間又は1学期)の安全の確保が保証されなければ、大学として皆さんを派遣することができない、ということをご理解ください。今後、学生の安全を第一に、留学の前提条件が整い次第、再開に向け努力してまいります。
なお、留学中止に伴う関係学科の来年度の履修と来夏以降の留学派遣等については、決定し次第、順次お知らせします。
以上
2022年1月7日
目白大学 学長 沢崎 達夫
目白大学短期大学部 学長 油谷 純子
目白大学 副学長/国際交流センター長 太原 孝英