SDGs副専攻|分野横断科目
新宿キャンパス共通科目
「持続可能な社会を考える」
担当:飛田 満教授(地域社会学科)
廣重 剛史准教授(社会情報学科)/ 土屋 依子専任講師(社会情報学科)/ 柳田 志学専任講師(社会情報学科)/ 山口 晋准教授(地域社会学科)/ 藤田 茂専任講師(地域社会学科)
<授業の概要>
SDGs副専攻の必修科目で、社会学部教員6名によるオンデマンド型のオムニバス講義です。SDGsについて学ぶことにより、サステイナブル社会の実現がグローバルな国際的課題であることを理解します。さらに学際的視点から、具体的事例を通じてサステイナブル社会の実現について学び、グローバルな問題を身近な問題として捉え直すことを目指します。
<授業のねらい>
SDGs入門科目として、SDGsとは何か、その背景や特徴、国内外の取り組み、達成度や進捗状況、SDGsのゴール・ターゲットに掲げられた社会・経済・環境問題をはじめ、都市と農村、貧困と格差、ESD(Education for Sustainable Development)、経済発展、研究開発、環境ビジネス、イノベーション、エネルギー、気候変動、自然保護、防災・減災、まちづくりなど、幅広いテーマを扱います。SDGs副専攻ではSDGs17目標に準拠して、45の選択科目を3つの科目群に分けて配置しています。本授業ではそれらが断片的な関心で終わらないように、主専攻の学びとの関連やより深い学びへのヒントを示唆し、SDGsの視点から「持続可能な社会」の実現を俯瞰的に捉えます。授業を担当する教員6名はいずれもフィールド教育や社会連携事業を得意とし、それぞれの専門分野から「持続可能な社会」に向けた世界の今と未来を語ります。
学生の声
- SDGsを取り入れた企業の方が現在の取り組みを教えてくださり、現場の声を知ることできて、おもしろかったです。
- 世界で、貧困の格差問題が全く解決していないこと、一方、地球温暖化対策がかなり進んでいることを知り、自分がどのような目標を解決に導けるか深く考えるようになりました。
- 人間福祉学科で、いじめと貧困について常に授業で学んでいるため、貧困問題に関する講義は、自分の考え、価値観にとても響きました。
- 気候変動によって起こる食糧難により貧困問題が起こってしまうなど、1つの課題に複数のSDGs の課題が作用していると知ることができました。
- 韓国語学科に所属しているため、SDGsの達成目標や到達状況には違いがあるので、韓国のSDGsの現状についても知見を広げ、日本との違いも学びたいと思います。