目白大学・目白大学短期大学部に在学する学生の保護者を中心に運営されている、本学の教育後援組織「桐光会」から寄付された防災備蓄品の中で、消費期限が近いものをフードローテーションのため、新宿キャンパスの学生に配布しました。
今回の配布は食品ロスを減らすことに加え、目白学園が設立された1923年には関東大震災が起き、それからちょうど100年がたった節目の年に、学生に対して、今後の地震に適切に備えるために必要な防災意識を高め、自らを守る取り組みとして行いました。今回は7月10日~14日の5日間で実施し、1日100セット、合計500セットを配布しました。
加えて、子ども学科の専門教育科目「子どもの健康と安全」の演習、「危機管理・災害時の備え」の授業回にて、履修者全員に配付しました。授業を通して、自宅、大学、実習先等、さまざまな場で被災することをイメージし、日ごろから備えておくことの重要性と各備蓄品の必要性について学びました。
受け取った学生は「一人暮らしなので、いざという時に役にたちそう」「災害時を想定した備蓄品の必要性と実際の味、食べ方を知る良いきっかけとなった」などの感想がありました
今回の事業は、防災意識の向上はもちろん、食品ロス削減に取り組むことにより、SDGsの「つくる責任 使う責任」の達成への貢献ができたよい機会となりました。
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7月10日~14日の5日間で実施 -
防災備蓄品の中身