8月2日(水)・3日(木)に、保健医療学部・看護学部の合同授業「チーム医療演習」「チームケア論」が実施されました。
理学療法学科65名、作業療法学科25名、言語聴覚学科29名、看護学科96名、総勢215名の学生が一堂に会してリハビリテーション総合実施計画書作成のためのグループワークが行われました。
今回の授業では、教育用電子カルテを用いたより実践的な症例情報で25グループに分かれ、それぞれのグループが症例検討と発表を行いました。4学科の生徒が1つのグループとなり、学生同士でお互いを尊重し合いながら、積極的に意見を出し合うことでとても魅力的なチーム作りが行われていました。
アンケート結果からもわかるように、学生は多職種連携実践を行うことの大切さや、各々の専門性を再認識する重要性を感じられたようでした。
<受講生の声>
- 他学科の意見をふまえることで自分の知識を増やすこともでき、1つの職種だけでは行えないようなこともできるようになると感じました。
- それぞれの職種に分からないところは素直に教えてもらい、逆にアドバイスできるところはするなど、医療者同士の支え合いが結局は患者さんをしっかり支えることにつながるということを学びました。
- 他職種との連携の大切さを学びました。1人欠けるだけでリハビリテーションプログラムを作成できないため、一人ひとりの協力がより大事だと思いました。
- 他職種の学生がどんなことに重点を置いて患者さんに接しようとしているのかを知ることができたことが1番の学びになりました。
- 同じ症例に対してでも、それぞれの職種で異なる視点を持っており、感じること・考えることが違って面白いと思いました。また、その違いを共有して、今後どのような治療を行っていくのか、意見をすり合わせていくことがとても重要なことであると学びました。
- 他職種間のアプローチや考え方、介入の仕方の違いを知れたことは大きな学びでした。また、自分の分野の知識をしっかりと定着させることが必要だと思いました。
- 他学科の考え方を尊重しながら話し合いをすることが楽しいと感じました。多面的な視点の捉え方ができるようになりたいと思い、さらに勉強が必要だと感じました。
<アンケート結果>