学生各位
近畿地方の大学で飲酒を伴う会食後に、傷害事件が発生し、学生が亡くなるという事案が発生しました。また、その会食の場では20歳未満の学生も飲酒をしていたと報道されています。
これから学園祭やハロウィンなど飲酒の場に参加する機会がありますが、他の大学では、学生の飲酒事故が発生しており、中には死亡者も出ています。
ついては、飲酒に関して以下のことに注意をしてください。
本学は法律違反となる20歳未満の飲酒や、飲酒の強要などの不適切な行為を許しません。課外活動団体において飲酒の問題を把握した場合、従前よりも厳しい処分とします。
20歳未満の飲酒は法律で禁止
20歳未満の者の飲酒や、20歳未満の者に飲酒を強要することは法律で禁止されており、それに違反した場合、その場にいた関係者を含め、法的責任を追及され、社会的責任が問われる場合があります。
飲酒を強要しない
無理に酒を飲ませる、コールをかけてイッキ飲みをさせる等の飲酒の強要はしないでください。急性アルコール中毒は、「イッキ飲み」のように大量のアルコールを短時間に飲むとおこり、ひどい場合は死に至るため、自殺行為だといえます。飲酒の席では「イッキ飲みしない」ことが大前提ですが、イッキ飲みを「させない」ことも大切なルールの一つです。また、飲酒の強要により重大事故等を引き起こした場合は、本学学生としての身分にも影響を及ぼしかねないだけでなく、刑事的責任や民事的責任が発生するケースもあります。
飲酒運転禁止
酒気を帯びた状態での車両の運転は禁止されています。自動車はもちろんのこと、原付バイクや自転車の運転も禁止されています。
また、酒気帯び運転の禁止に違反して運転するおそれがある者に飲酒を勧めることも禁止されています。
急性アルコール中毒
急性アルコール中毒の症状は、吐き気、嘔吐、めまい、動悸、血圧低下、意識障害です。体を動かしたり、つねったりしても反応がなければ危険な状態です。応急措置とともに、ためらわずに救急車(119番)を呼んでください。
以上
新宿キャンパス 学務部長(学生担当) 今林 正明
さいたま岩槻キャンパス 学務部長(学生担当) 仲本 なつ恵