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児童教育学科の教員が執筆した書籍『実りある教育実習のために【増補改訂版】』が刊行されました

人間学部児童教育学科の教員・元教員が執筆した教科書『実りある教育実習のために【増補改訂版】~教育実習テキストブック~』が三恵社より刊行されました。

著者は、児童教育学科元教授で現・学校法人目白学園評議員の山本礼二氏、元准教授で現玉川大学の藤谷哲氏、元助教で現・金沢学院大学の枝元香菜子氏、そして児童教育学科の渡邉はるか准教授、峯村恒平専任講師、木之下健一専任講師、有間梨絵助教の7名です。

3年前の2021年には、山本氏を中心に「大学講義での学びや学校ボランティアの経験を教育実習においてどのように活かすべきか」、という観点から教育実習用教科書の編纂を行いました。
その後、日本社会全体においてコロナ禍やGIGAスクール構想の推進、困難を抱えた児童・生徒への対応を巡る一層の複雑化といった、社会情勢・教育を巡る環境の変化等がありました。そうした経緯を踏まえ、学校保健と感染症への対策、アクティブラーニング、ICTを活用した授業実践を扱った章・節をこの度新たに追加するとともに、これまでの内容にも大幅に加筆修正を加えた「増補改訂版」を作成することとなりました。

はつらつと教育実習に臨む4年生の様子
はつらつと教育実習に臨む4年生の様子

そして本年4月から5月にかけては、この「増補改訂版」の教科書を使用して「教育実習(小中及び中高)」の授業を実施いたしました。
このテキストがすべての学生にとって、実り多き教育実習の実践、また教師としての大きな成長の糧となることを執筆者一同念願しております。

  • 実りある教育実習のために【増補改訂版】
    ~教育実習テキストブック~
  • 著  者:山本礼二、渡邉はるか、藤谷哲、枝元香菜子、峯村恒平、木之下健一、有間梨絵
  • 出  版:三恵社
  • 発行年月:2024年4月