SDGs副専攻
新宿キャンパス共通科目
SDGs基礎セミナー
担当:田中 泰恵教授(社会学部社会情報学科)
SDGsの観点で農業体験に参加しました
「SDGs基礎セミナー」田中泰恵ゼミでは、6月1日(土)に美園ファーマーズ俱楽部(以下MFC)にて農業体験を行いました。MFCは、『つながりを生むポジティブ・アグリ・ライフ』をビジョンとして、埼玉県さいたま市の見沼田んぼを拠点に「農を通じてwell beingな社会を実現する」というミッションを掲げています。
はじめに、MFCが取り組んでいるSDGsに貢献している活動の説明を伺いました。MFCでは、特にSDGsの12番「つくる責任、つかう責任」に重点を置いた農業を行っています。
また、CO2 の排出削減を意識した方法として、機械を使わずに雑草を除去し鍬で畝づくりをするなどの農作業体験を行いました。さらに、 里芋の植え付けや じゃがいも、玉ねぎ、ズッキーニの収穫体験もさせていただきました。
この一日の農業体験を通じて、MFCの活動では、CO2 排出削減への意識や必要以上に農薬を使わない農法、「作る責任・売る責任」で形の悪い野菜をピクルスや野菜スープに加工することで、SDGsの取り組みがされていることを、身をもって感じることができました。
なお活動の説明を聞く中で、MFC設立者である高田靖子氏の行動力にも感銘を受けました。前職は全く違った職種であったとのこと、就活に向けて悩んでいる私たちとって、これからの人生を考えるうえでも貴重な時間となりました。
以上のように美園ファーマーズ倶楽部での農業体験を通して、SDGsについて体を動かしながら学ぶことができました。今回学んださまざまなことを、今後のゼミ活動に生かしていきたいと思います。
授業で取り扱うSDGsのテーマ