6月29日(土)、さいたま岩槻キャンパス共通科目「野外運動実習」を実施しました。
山登りの足慣らし、参加学生の交流を深めることが目的で、1年生24名と教員2名が参加し、埼玉県越生町にある、大高取山での登山実習に挑みました。
参加学生は学科をまたいだ4~5人の1班に事前に振り分けられ、行動を共にします。越生駅に集合し、出発までの間に自己紹介などをしながらメンバー同士交流を行い、ルートの相談などを行いつつ、合流地点の大高取山山頂に向かって歩き出しました。前日の大雨の影響で湿度も高く、路面も滑りやすい箇所がある環境で、着実に山頂を目指していきます。事前学習において学んだ「会話が続けられるペース」を意識し、グループごとのペースで登っていきます。山道で見つけた自然やチェックポイントはカメラで撮影、レポートのための記録もしっかりと残していました。
予定の時間通りにはすべての班が山頂に到着。達成感を味わっていました。
お昼休憩後は、下山に入ります。科目担当の櫻井健太准教授より、コンパスを使用した地図の読み方や下山時の注意点等レクチャーしてもらい、班員みんなで改めて気を引き締めながら、一歩ずつ進んでいきました。下りの道の方が滑りやすい箇所が多く、仲間同士声をかけあいながら慎重に下り、無事に全員がゴールする事ができました。
暑い気温の中での実施でしたが、けがや事故なく無事に実施をする事ができ、久しぶりの自然とのふれあいや仲間との活動で、非常に貴重な時間となりました。新しい出会いや、非日常の空間でできた体験が、今後の生活に良い影響を与えてくれることを願っています。
次回は、8月中旬に尾瀬国立公園での実習を実施する予定です。
※この科目は言語聴覚学科の櫻井健太准教授と作業療法学科の渕上真帆助教が担当しています。
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入山前にルートの確認をします -
木立の中は涼しく、足取りも軽やかでした