6月24日(月)から7月5日(金)までの2週間、保健医療学部に台湾の中山医學大學(ちゅうざんいがくだいがく)から留学生が短期留学プログラムのため来日し、日本の医療や教育、文化を学びました。
今年は作業療法学科に3名、言語聴覚学科に4名の留学生が来てくれました。
初日は、ウェルカム夕食会を開催し、台湾の引率の教員や、本学のボランティア学生と共に、和やかに過ごしました。
2日目は、オリエンテーションを行い、キャンパスツアーをしました。留学生たちは、図書館の大きさに驚いていて、たくさんの専門書に興味津々でした。
午後には大学併設の目白大学耳科学研究所クリニックでの見学を行い、めまいの検査を体験しました。
夕方には保健医療学部全体での歓迎会が行われ、留学生たちから、この交換留学プログラムに参加する意気込みを一言ずつ話してもらいました。
3日目からは、授業に参加しました。
作業療法学科の留学生は主に3年生の講義に出ていて、普段も3年生と一緒に行動していました。日本の作業療法学科の学生生活を体験し、日本の作業療法専門科目の講義を受け、自国での作業療法の学びと比較しながら過ごすことができたと思います。3年生は専門性を深めている段階なので、作業療法について学生同士で意見交換もできたようです。
言語聴覚学科の留学生は、2年生と3年生の授業で、精神医学、聴覚リハビリテーション、小児の発達、失語症などバラエティーに富んだ内容に触れてもらいました。在学生のサポートもあり、とても有意義に過ごせたようです。
2週目は授業の他に着付けなどの日本文化体験をしました。あらゆる場面で学生同士は積極的に交流していて、双方の学生にとってとても良い刺激になったようです。
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初日、夕食会で顔合わせ -
目白大学岩槻図書館には専門書がいっぱい -
作業療法学科の授業(演習)に参加 -
言語聴覚学科「失語症学」症例検討もトライしました