7月10日(水)に、教職サブゼミの一環として「2024年度教育実習報告会」を実施しました。
教職サブゼミは、中学校と高校の教員を目指して教職を履修する学生が教職について勉強する場として、昨年度からスタートしました。
今回は、教育実習を終えたばかりの4年生のうち、社会科3名、英語科1名、国語科1名の計5名の学生に自身の実習を振り返ってもらいました。報告会には、1~3年生が約40名、4年生が8名参加しました。
4年生の報告は、教師として生徒と向き合うことの難しさや意味を、それぞれの視点と経験から見出すものでした。1~3年生はメモをとりながら4年生の話を聞き、4年生は1~3年生の質問や様子を見ながら話す姿が印象的でした。実習を終えたばかりの報告は、これから実習に行き、教職をめざす学生にとって、有意義なものだったと思います。
4年生の報告を聞いた学生の感想
・今回は、教育実習についての貴重な経験を聞くことで、実際の雰囲気や気を付けることなどを学ぶことができたので、とてもためになる会でした。今後も教職の授業を頑張っていきたいです。
(日本語・日本語教育学科1年生)
・今回の教職サブゼミで、教育実習において、実際の1日のスケジュールや指導教諭との関係性、生徒とのコミュニケーションのとり方、教育実習に行く前にやるべきこと、授業で工夫すべきことなど、先輩方の実体験から多くの情報を得ることができました。そのため、今やるべきことが明確になり、対策する術を得ることができました。話を聞いていて、コミュニケーション力や対人関係など、自分とのギャップが大きすぎて少し不安にはなりましたが、自分に足らない点が分かったため、今からでも克服できるようにしていきたいと思いました。
(地域社会学科 地域・ひとづくりコース2年生)
・今回、教育実習の報告会を受けて、実際に先輩たちが困った場面や、上手くいったことなどについて知ることができ、教育実習へのイメージの解像度が上がりました。それぞれの教科ごとでも、授業の工夫の方法が異なり、これから方法論や指導法などを学んでいく上で、とっつきやすくなったと思います。生徒とのコミュニケーションの方法としては中高で関わる時間が異なり、その少ない時間の中でどのようにコミュニケーションを密にしていくかを聞くことができ、大学生活の中で意識をしながら身につけていきたいと思います。全体的にも教材研究を行うことがこれから準備する上で大事になってくるため、やっていく必要があると感じました。先輩たちの話を聞いて、これからもっと頑張っていかなければいけないんだと感じ、コツコツやっていきたいと思います。
(地域社会学科 地域・ひとづくりコース2年生)
・先輩の具体的な話を聞けたことで、自分が実習を行う際のビジョンが見えてきました。糧にして実践に備えます。有意義な時間になりました!
(英米語学科3年生)
中学校・高校の教職を目指す学生をサポートするために、今後もさまざまなプログラムやイベントを実施していく予定です。
担当:社会学部地域社会学科 田邉尚樹
4年生の報告の様子
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