8月1日(水)・2日(木)、保健医療学部・看護学部の合同授業「チーム医療演習 / チームケア論」が実施されました。理学療法学科52名、作業療法学科17名、言語聴覚学科21名、看護学科110名、総勢200名の学生が一堂に会して総合カンファレンスシートを用いたグループワークが行われました。
前年度からこの授業では教育用電子カルテを導入しており、より実践的な症例情報で25グループに分かれ、それぞれのグループが症例検討と発表を行いました。4学科の学生が1つのグループとなり、学生同士でお互いを尊重し合いながら、積極的に意見を出し合うことでとても魅力的なチーム作りが行われていました。
アンケート結果からも分かるように、学生はでの多職種連携実践を行うことの大切さや、各々の専門性を再認識する重要性を感じられたようでした。
<受講生の声>
・4学科の視点から1人の患者さんに対してアプローチしていくことの難しさと、方向性が一致した時の達成感を得ることができました。
・話し合いを円滑に進めていくために、多職種にも分かりやすく伝えていく中で、時に専門用語を用いない方が分かりやすかったりしたので、お互いの気づかいや尊重することが患者さんのためになると感じました。
・自分の専門職だけの意見では他職種と合致しないため、他職種の意見をしっかり取り入れつつ、自分たちの意見を述べることが大切だと実感しました。そのためにもしっかり連携しないと間違った解釈になってしまうためコミュニケーションをとることの重要さをよく学べました。
・課題に対していつもとは違う視点から考えなくてはいけなかったので、視野を広く持つという部分がとても勉強になりました。本当に良い経験になりました。
・他職種との連携の大切さを学びました。日頃あまり他学科と交流をしたり、話したりする機会が多くないので、今回の授業で他の職種の視点なども学ぶことができ、すごく楽しかったです。
・同じ患者さんをみていても、職種によって、さまざまな視点の違いがあることを知り、自身の考えだけがすべてではなく、さまざまな視点を持って考えることが、患者さんの希望をかなえるためのサポートを行う上で、重要であることを学びました。
<アンケート結果>
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合同グループワークの様子 -
積極的に意見交換します -
発表会の様子