さいたま岩槻キャンパス共通科目「ダイビング実習A」が実施されました。履修者たちは、8月6日(火)~8日(木)と、9月3日(火)~5日(木)の2つのグループに分かれ、2泊3日のカリキュラムに挑戦しました。
実習場所は静岡県伊東市にあるマリンロードです。ダイビング実習ではCカード(レクリエーション・スクーバダイビングに関して定められた知識と技術を、習得したことを証明するもの)を取得することを目的としています。
学生たちは事前にE-ラーニングや櫻井准教授の講義を受けて基礎知識の予習をしてきました。現地では実際に器材を触りながらの講習となります。
初日はプール講習で器材のセッティング、水中でのスキルを習います。ダイビング用プールは、一部5mの深さがあり、潜降やエントリー方法をしっかりと練習できます。プール講習のあとは最終筆記テストとなり、これまでの学習の成果が試されます。テストはその場で採点し、無事に全員が合格することができました。
2日目と3日目は実際に海に入って4本の海洋実習を行います。プールで行ったスキルを一つひとつ確認していきますが、波や海水に緊張が取れない学生もいました。そんな学生たちも、何とか潜水に成功し、8m以上潜ったポイントで落ち着いてスキルをこなすことができていました。
スキルが終わると付近を泳ぎ、生き物探索を行います。インストラクターが生物たちの名前をボードに書いて教えてくれると、学生たちも熱心に観察していました。4本目のダイビングともなると、学生も慣れた様子で、自分たちで生き物を探したり、カメラに向かってポーズをとったりするなど楽しく過ごせていたようです。
講習の最後には、イルカと一緒に泳ぐドルフィンスイムを行いました。初めて触るイルカでしたが、どの学生も楽しんで泳いでいたようです。
この3日間の講習で無事に全員がCカードを取得し、帰路に就くことができました。講習中はお互いに励ましあう様子なども垣間見られ、チームワークや社会性も鍛えられていたようです。学生たちも、夏のいい思い出になったのではないでしょうか。生涯スポーツとしてダイビングを続けてもらえたら嬉しいです。
※ダイビング実習は言語聴覚学科の櫻井健太准教授と作業療法学科の渕上真帆助教が担当しています。
-
器材の準備を1人で行うことも課題の1つです -
海中にて!無事講習修了! -
イルカと泳ぐ貴重な体験