10月20日(日)、第56回桐和祭の2日目、学校法人目白学園エコキャンパス及びSDGsプロジェクト推進委員会の主催で「SDGsアクション2024~プレゼンテーション&ディスカッション」が開催されました。
2011年度から2023年度まで(コロナ禍の2020年度を除く)12年間、「ECOアクション」として学生自らが企画する<環境プロジェクト>が計80件実施されましたが、今年度から、持続可能な社会の実現に向けてエコからサステナビリティへと視野を広げ、「SDGsというグローバルな社会課題に対して、私たちはどんなことができるでしょうか?地球のため、未来のため、足元から、今日から、何か行動(アクション)を起こしましょう!」と呼びかけたところ、6団体から企画の応募があり採択されました。
このうち、2022年度からスタートした「SDGs副専攻」も3年目を迎え、いよいよ今年度から「SDGs副専攻セミナー」が動き出したため、副専攻セミナーの2団体による企画を含めた6団体によるプレゼンテーション(活動報告)とパネルディスカッション(意見交換)が行われました。
プレゼンテーションの内容は以下の通りです。
- (1)児童教育学科 新聞委員会9名「人形劇でSDGsについて学ぼう」
- (2)児童教育学科 外遊びマスターズ(渡邉ゼミ)5名「一緒に外遊びマスターになろう!」
- (3)児童教育学科 石田ゼミ4名「サスティナブルフードで結果にコミット」
- (4)SDGs副専攻 田中ゼミ6名「販売元からロスをなくす活動~ピクルスでフードロスゼロ!~」
- (5)地域社会学科 飛田ゼミ9名「新宿区と連携したエコライフ活動」
- (6)SDGs副専攻 西山ゼミ5名「クラフトチャレンジ~ミッションインポッシブル~」
後半のディスカッションセッションでは、パネルディスカッション形式で6団体の代表が司会とともに登壇し、活動にあたっての苦労話から始まり、活動の最大の成果はなにか、学科の学びにつながる学びはあったか、副専攻ゼミでは異なる学科の学生が集まってよかったと思ったことはあるか、やらされている感をもつメンバーとどう向き合ったか、企画したプロジェクトは社会に対してどのような貢献ができるかなど、真剣な質疑応答・意見交換が行われ、学科・ゼミを越えた、また初めての副専攻ゼミの間でのクロストークで交流と相互理解を深めることができました。
参加した学生からは以下のような感想が聞かれました。
学生の声
・他団体とのディスカッションを通して多くのことを学んだ。特に副専攻ゼミの意見で、各学科の専門性を生かした活動ができたということに新たな学びを見出すことができた。他学科との交流も深めて活動の幅を広げたいと思った。
・SDGsアクションに参加して、とても有意義な時間を過ごすことができた。他学科の学生や教員と交流したことで新たな見方や考え方が生まれた。これを踏まえて、今後の活動をより発展的なものにし、更なる成果を上げたいと思う。
・各団体の発表を聞き、自分たちが体験し身をもって学ぶことも大切だが、周りにどう広めていくかがとても大切だと思った。年齢層によってSDGsについて伝えたい内容や伝え方も変える必要があると思った。
・SDGsに対してそれぞれの着眼点が異なっていて、それを知るのがとても興味深かった。Think globally, act locally という言葉が印象に残っている。小さなことでも目標を達成できれば、少しでも世界を変えられると感じた。
・SDGsに対するさまざまなアプローチの仕方があることを学んだ。ディスカッションを通して新しい考え方を取り入れることができると思った。またこのような機会があるときは他のゼミへの質問や、質問されたときによい回答ができるようにしたいと思った。
・他団体がどのような活動を行っているか知らなかったので、参加したことで他団体の活動内容を知る良い機会になった。SDGsといっても自分たちが行っている活動以外にも、さまざまな観点からモノの見方ができることが分かった。
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新聞委員会(児童教育学科) -
渡邉ゼミ(児童教育学科) -
石田ゼミ(児童教育学科) -
田中ゼミ(SDGs副専攻) -
飛田ゼミ(地域社会学科) -
西山ゼミ(SDGs副専攻)