SDGs副専攻
新宿キャンパス共通科目
SDGs特別セミナー
担当:西山 里利教授(人間学部子ども学科)
特別講義「SDGsの実践例」を開催
10月30日(水)、SDGs副専攻西山里利ゼミの3年生5名が子どもの支援を軸とした「SDGsの実践例」に関する特別講義を聴講しました。
立教大学コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科 1年生の岩佐星流菜さんからは、マルシェに訪れる親子に着目した支援として、ミサンガやぶんぶんごま等の工作を取り入れた託児サービスの導入について話題提供いただきました。
社会福祉法人東京児童協会 事務局広報の有金淳氏からは、企業や団体、自治体とのコラボレーション例として、幼児には廃材を使ったプランターカバーの制作、小学生には海に関わる人々の仕事や役割について学年に応じた体験の事例を具体的にお話しいただきました。
現役大学生と社会人という異なる立場からのお二人の講話には、子どもと共に保護者も含めた活動を行うことや運営側も体験の場を一緒に楽しむことの重要性、体験を通して得られる子どもの学びと波及効果等、共通点が見出されました。質疑応答ではゼミ生との活発な意見交換が行われました。
本科目では今後、調査計画の立案・実施やボランティアの実践を予定しています。今回の聴講を通して、これらに生かすヒントや検討すべき視点が得られたとの意見が多数あり、子どもの支援を軸としたSDGsのあり方を学ぶ良い機会となりました。
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岩佐星流菜さんの講話 -
有金淳氏の講話