多子世帯への大学等の授業料等無償化
2025年度から多子世帯(扶養する子どもが3人以上いる世帯)の学生に対して、所得制限なく、大学等の授業料・入学金を国が定める一定額まで無償(減額)することになっています。
詳細については、以下の文部科学省Webサイトにてご確認ください。
<文部科学省Webサイト>
2025年度に開始予定の多子世帯を対象とした大学等の授業料等無償化について、文部科学省から大学へ申請方法の詳細が周知されるのは2025年2月以降となる予定です。在学生・入学予定の皆さんに詳細情報をお知らせできるのは、2025年3月下旬頃となる見込みです。そのため、詳細については、オリエンテーション資料を通じてお知らせします。
現時点で、お問合せいただいてもご案内できる情報がありませんので、大学への個別の問いあわせはお控えください。
現時点で予定されている内容について、文部科学省からの通達よりピックアップして掲載します。
- 授業料減額支援には上限額が定められています。授業料全額が無償化される制度ではありませんのでご注意ください。年間の授業料減免額支援は、私立大学:最大70万円、私立短期大学:最大62万円です。
- 授業料等減免を受けるには、本学が指定する期間内に申請を行い、選考を経て採否の審査結果を待つ必要があります。自動的に減免される制度ではありませんので、ご注意ください。
なお、支援継続のためには、学業成績の要件を満たす必要があります。詳細は令和7年度以降の「高等教育の修学支援新制度」の学業要件について を参照ください。
また、多子世帯の要件に引き続き該当するか否かについても、年度ごとに確認が実施されます。 - 多子世帯の要件を満たすかどうかの判定は、日本学生支援機構(以下、「JASSO」という。)の給付奨学金(給付奨学金と授業料減免がセットになっている国による修学支援新制度)へ申し込みを行うことにより、JASSOがマイナンバーを通じて判定を行います。大学側では多子世帯の要件を満たすか判定はできません。
扶養状況は原則として申請時点で確定している前年以前の12月31日時点の住民税の課税情報によって行います。なお、アルバイト収入が多く生計維持者の扶養からはずれている場合など、子どもとしてカウントされないケースもあり得ます。要件に当てはまるか確認したい場合は、申請を行い審査結果を待ってください。 - JASSO奨学金に高校等を通じて予約をしている場合、多子世帯の要件を満たすことが確認できた者は、「令和7年度大学等奨学生採用候補者決定通知」にその旨が明記されているとのことです。詳細は採用候補者書類に同封されている「採用候補者のしおり」の該当ページを参照してください。
- 現在、高等教育の修学支援新制度を受給している学生については、2025年1月以降を目途にJASSOが多子世帯支援を利用可能か確認する予定となっています。大学を通じて本件に関する案内等が行われる場合もあります。教務関係ポータルを毎日確認し、重要なお知らせを見逃さないようにしてください。
※今後FAQを更新していくと聞いております。公開されている内容に関する情報について、大学にお問合せいただいても追加でご案内できることはございません。
日本学生支援機構給付奨学金および高等教育の修学支援新制度の学業要件の適正化
高等教育の修学支援新制度では、大学進学後、学生の十分な学修状況を見極めるため学業要件が設けられていますが、学業要件の見直しが行われ2025年度から新たな要件が適用されます。なお、新しい学業要件は2024年度現在支援を受けている全学生に適用されます。
詳細については、以下の文部科学省Webサイトにてご確認ください。
<文部科学省Webサイト>
高等教育の修学支援新制度の学業要件について