目白大学および目白大学短期大学部では、教員の教育力・研究力向上のための取り組みの一環として、ベストティーチャー賞ならびにベストリサーチャー賞を選出することとしており、この度、2024年度の両賞の受賞者を表彰しました。
2024年度 ベストティーチャー賞
- 大嶋 玲未 准教授
(目白大学心理学部心理カウンセリング学科) - 後藤 多可志 准教授
(目白大学保健医療学部言語聴覚学科) - 平田 暁子 准教授
(目白大学短期大学部製菓学科)
2024年度 ベストリサーチャー賞
- 姜 恩和 教授
(目白大学人間学部人間福祉学科) - 徐 玉琴 専任講師
(目白大学短期大学部ビジネス社会学科)
受賞者からの喜びの声とメッセージを紹介します。
ベストティーチャー賞
大嶋玲未准教授にインタビュー
受賞の感想
このたびはこのような素晴らしい賞を頂き、大変光栄に思っております。
日頃関わってくださっている教職員の皆様、ご推薦いただいた先生方に、心より感謝申し上げます。日々一生懸命な学生の皆さんと、様々な取り組みに背中を押してくださる学科の先生方や大学の温かい環境があったからこそ、今回の受賞の機会をいただけたと感じています。
本学の「育てて送り出す」の社会的使命には深く共感しており、今その一員として教壇に立たせていただき、このような賞まで頂けたこと、こんなに嬉しいことはないなと思っております。
この受賞を励みに、これからも学生や時代の変化にあわせた、より良い教育の在り方を模索していきたいと思います。本当にありがとうございました。
授業で心がけていること
心理学の中でも応用領域の授業を多く担当しているため、学んだ内容が日常生活で活かされるような、身近な事例を使った説明や問いかけを取り入れることを心がけています。また、人数の多い授業でもICTツールを活用しながら、できるだけ双方向的な講義になるよう意識しています。AIの普及が進む近年ですが、学生が自分で考える機会や、体験を通して学ぶ機会をできるだけ提供したいと思っています。
学生に向けて一言
目白大学には、前向きに挑戦する人を応援する環境が整っていると思います。私自身もそうした環境に支えられながら、経験を積ませていただきました。失敗を恐れず、安心してたくさん挑戦して、ここでしかできない経験を積んでほしいなと思います。
私の趣味
趣味はピアノです。いまはガーシュインのラプソディーインブルーを練習しています。
ベストティーチャー賞
後藤多可志准教授にインタビュー
受賞の感想
このたびは、ベストティーチャー賞を賜り、誠に光栄に存じます。本受賞は、学科長をはじめ言語聴覚学科の諸先生方、ならびにさいたま岩槻キャンパスの教職員の皆様のご指導とご支援の賜物であり、深く感謝申し上げます。今後も一層研鑽を重ねてまいる所存です。
授業で心がけていること
私が授業運営において特に重視している点は、以下の三点です。
- 講義や演習の内容について、学生が確実に「理解できる」よう配慮すること
- 言語聴覚療法に関する講義・演習の中に、「学生自身が思考し、答えを導き出す」プロセスを積極的に組み込み、あわせて良質なモデルを提示すること
- 講義や演習において、あえて難度の高い課題を提示し、学生の知的好奇心を喚起する仕掛けを設けること
さらに、毎年実施されている目白大学のFD活動である「授業見学」にも積極的に参加し、他教員の優れた授業運営から多くを学んでおります。
「これは良い授業の進め方だ」と感じた点は積極的に取り入れ、自身の授業に反映させるよう努めております。
学生に向けて一言
分からないことがあれば、どうぞ遠慮なく質問してください。
対面でも、メールでも、どのような形でも構いません。一人の「分からない」は、多くの場合、他の学生も同じように感じているものです。 皆で「分かった」を共有し、学びを深めていきましょう。
ベストティーチャー賞
平田暁子准教授にインタビュー
受賞の感想
すごく嬉しいです!
日々の学生指導が厳しいので「最初は怖い先生だと思っていた」とよく言われます。
そのため、ベストティーチャー賞は夢のまた夢だと思っていました(笑)
授業で心がけていること
学生のモチベーションを維持することです。面白い、楽しいと思えなければ、学習に限らず何事も意欲が湧きません。
講義科目では、学生が飽きないようペアワークを途中に組み込み、実習では材料の特徴や時間、温度を意識して作業するよう促す等、主体的に授業に参加できるような工夫をしています。
学生に向けて一言
短期大学での2年間は、学生として過ごす最後の時間です。社会に出るための準備期間だと思って、失敗を恐れずいろいろなことに挑戦してください。
百聞は一見に如かず。たくさんの経験が皆さんの世界を広げてくれるはず!
私にとって授業とは
「終わりのない試行錯誤の連続」
日々新しい材料や技術が開発され、環境(お菓子作りに影響する温度や湿度)も年々変化するうえ、受講する学生も毎年入れ替わります。授業の完成形というのは存在せず、常にブラッシュアップが必要だと思っています。
ベストリサーチャー賞
姜恩和教授にインタビュー
受賞の感想
ご連絡いただいたときに、私がいただいていいのかなという思いと同時に、とてもうれしく光栄に思いました。
研究で心がけていること
いま取り組んでいる研究は10年以上交流している熊本市の慈恵病院での取り組みに関するものです。慈恵病院では、内密出産という、まだ制度化されていない取り組みを実施されています。私の役割は、なぜ女性たちは内密出産を頼るに至ったかについて分析し、その実情を社会に伝えることにあると考えています。妊婦支援に携わる方々への敬意と応援の思いを持って研究しています。
学生に向けて一言
「知る」ことは、玉ねぎみたいに幾重にも重なる深さがあると思います。研究や学びの楽しさは、入り口に立つことよりも、一枚一枚その皮を剥いていく過程で実感できると思いますので、ぜひ入口にとどまらず、さらに深いところまで足を伸ばしてみてください。見える景色が広がっていくことに気づかれるはずです。
私にとって研究とは
私の研究は、家族規範や家族理念に関する日韓比較から出発しました。現在は妊婦支援を主題とした研究に取り組んでいますが、「社会は家族をどのように捉えるのか」という問いは、研究の初期から一貫して関心をもっているテーマです。いずれ積み重ねてきた研究内容を本にまとめることで、体系的に整理する作業ができればと思っています。
ベストリサーチャー賞
徐玉琴専任講師にインタビュー
受賞の感想
このたびはベストリサーチャー賞を賜り、大変光栄に存じます。日々の地道な研究の積み重ねを評価していただけたものと受け止めており、心よりうれしく思っております。研究はうまくいかず、苦しいときも多々ありますが、そのようなときには一度立ち止まり、改めて問いを見つめ直すことで、次につなげてまいりました。この賞を励みに、今後も一層精進してまいります。
研究で心がけていること
先行研究を丁寧に読み込むとともに、「当たり前」とされている前提について一度立ち止まり、それが「なぜ」「どのように」形成され、現在のビジネス環境と乖離していないかを改めて問い直すことを大切にしています。新しい発見を見つけたときの喜びを味わうと同時に、その知見を課題解決に向けた研究活動へと着実につなげていくことを心がけています。
学生に向けて一言
ものごとに関心をもち、答えを待つのではなく、自ら探究してほしいと思います。少しでも興味をもったことがあれば、ぜひ一歩踏み込んで挑戦してみてください。その積み重ねが、将来の自分を支える大きな力になります。
座右の銘
「静かに積み上げ、確実に進む」

