11月15日(水)、目白大学人文学部第4期卒業生※である、猫ひろし氏の講演「夢をあきらめない!猫魂!~お笑いとカンボジア、そしてリオ・マラソン~」が行われました。
今回の講演会は、「社会で活躍する先輩の話を在学生に聞かせたい」という思いから、人間学部が発案・主催し、社会学部と目白大学同窓会が協賛して実現したものです。会場である佐藤重遠記念館には、学生を中心とした約300名の来場者のほかに、佐藤郡衛学長をはじめ多くの教職員も参加し、猫氏の講演に耳を傾けました。
日頃はコメディアンとして活躍している猫氏ですが、講演は、楽しいお話の中にも、随所にすばらしいエピソードが盛り込まれており、参加者の笑いと感動を誘いました。
猫氏は、ロンドン・オリンピック出場を目指して2011年にカンボジアに国籍を移し、一度はロンドン・オリンピックのカンボジア代表に選出されましたが、出場は実現しませんでした。しかし、それからの4年間、カンボジア人として新しい祖国のために貢献する一方、国内の代表選考マラソン1位を死守し、2016年のリオ・オリンピックでカンボジア代表として完走しました。東京オリンピックでは、日本とカンボジアとの架け橋になりたいとの思いを語られました。目白大学の先輩の活躍を聞くことができたすばらしい講演会でした。
※人文学部は現在募集停止