前回に引き続いて平成29年度目白大学地域連携・研究推進センター岩槻分室事業報告を行います。前回報告はこちらからご覧ください。
⑥革細工つくり隊in目白大学
近隣の高齢者施設や地域にお住まいの方々を対象に革細工教室を実施しました。まずは毎年来てくれている「岩槻まきば園」と「ケアハウスしらさぎ」の皆さまを招いて開催。1年生のボランティアスタッフにとっては初めての革細工教室となりましたが、たくさんのボランティア学生がサポートしてくれたので、のんびりと施設の方々との会話を楽しみながら活動ができました。9月には「岩槻まきば園」のデイケア利用者とそのスタッフの方々を対象として開催。学生たちは障がいのある方や高齢者とのコミュニケーションに最初は少し戸惑いながらも、後半は楽しそうにコミュニケーションをとることができていました。また地域の一般の方々向けにも体験教室を実施しました。お子さま連れでの参加が多く、革細工以外にも子どもたちが飽きないように、迷路やクイズなども本学のボランティア学生が用意しました。準備のかいもあって、保護者の方々は革細工つくりに集中し、子どもたちは迷路やクイズを大学生と一緒に楽しんでいました。
担当教員:作業療法学科 佐藤彰紘専任講師
⑦アクティブサポートセンター
大学近隣に在住する高齢者の互助促進、孤立や認知症予防に向けた市民講座と地域自主活動を、岩槻区と3か所の地域包括支援センターと協力して実施しました。定期的に活動を行い、10月の学園祭ではおしるこ、わたがし、チャリティーバザー、小物づくり体験、もみがら宝探しゲームなど、さまざまな出店を実施しました。
担当(代表)教員:作業療法学科 小林幸治准教授
⑧柏崎地区社会福祉協会事業
11月、柏崎地区の高齢者サロン活動の運営に作業療法学科の学生が参加。血圧測定、健康体操指導、回想法、昼食会への参加などさまざまな体験をしました。後日、反省会も行い、自分たちの実習へ活かすべく勉強していました。
担当教員:作業療法学科 毛束忠由教授
⑨柏崎小学校 チャレンジスクール支援
さいたま市立柏崎小学校で毎週実施されるチャレンジスクールの活動支援を学生たちが行いました。
⑩地域交流 流しそうめん
8月上旬に毎年恒例の流しそうめんイベントを開催しました。合計356名が参加しました。詳しくはこちらをご覧ください。流しそうめんに使用した竹は乾燥させてから竹炭に加工し、学園祭で配布したり、野菜の提供をしてくださった作業所ひなさんの畑で使用してもらうため提供しました。
担当教員:言語聴覚学科 櫻井健太専任講師