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岩槻キャンパス「地域社会で生きる」で木目込み人形体験を実施しました

  • 学生たちのオリジナルふくろうです

6月22日(土)にさいたま岩槻キャンパスで岩槻区伝統の「木目込み人形体験」が実施されました。1年生対象の共通科目「地域社会で生きる」授業の一環として受講学生117名が体験しました。学生たちは事前に授業で岩槻の人形についてDVDで予習をして当日を迎えました。岩槻人形協同組合から講師の方を迎えて体験スタートです。今回のテーマはフクロウです。フクロウは(不苦労)など縁起が良い意味もある開運の動物です。

学生たちは説明を聞きながら初めての作業に挑戦しました。桐粉を固めて作られたボディに筋が掘ってあり、そこに鮮やかな布地を木目込んで(きめこんで)いきます。学生たちは次第に作業に没頭していきました。木目込みの技法は独特で、失敗する学生もいましたが、講師の方が優しく手直ししてくれました。およそ2時間半から3時間で作品が完成しました。同じように見えて表情が微妙に違って見えるのが不思議です。学生たちは自分たちの感性でくちばしの色を変えたり、帽子をアレンジしたりしてオリジナルの人形を作っていました。

共通科目「地域社会で生きる」はキャンパスのある「さいたま市岩槻区」について学ぶことを通して、自分が今後生きる地域とどのように関わっていくのかを考える授業です。学生たちは伝統文化の体験をしてまた1つ岩槻という土地についての学びを深めたようです。
学生たちの作品は流しそうめんイベントや10月に開催される学園祭で展示する予定です。

授業主担当者は言語聴覚学科で地域連携・研究推進センター員の櫻井健太専任講師です。

  • 作業前の人形、溝が掘ってあります
  • まずは最初の木目込みです。緊張します。
  • 背中まで完成!
  • 先生に手直ししてもらう学生も!
  • 完成した人形と!愛着がわきます。
  • 作業に没頭する学生たち